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「なんじゃそりゃ」
「兄がいたの・・・」
「え？」
どうして過去形なんだろうと思ったけれど、
すぐさま俺は
きっとこの雰囲気は、あまり触れない方がいいと
話題を変えようと思った矢先だった
「どっかに行方をくらましやがった
くぅうぅぅぅ」
と、わざとらしく言ったリン
「え？」
「ていうのは、冗談で、本当、行方不明なの・・」
「え？」
「なんか、いろいろあって、
おかげで、私がこうやって、実家に帰らなきゃいけなくなった・・・
あ、コーラ入れる？」
そう言って
キッチンに行き、
コップを取りに立ち上がったリン
立ち上がったことで、
俺もそれ以上は聞くに消えなくなり
「そっか・・・」
と同意して終わらしてしまう
いろいろってなんだろう、
そもそもリンの実家って・・・・
「翔、氷いる？」
「いらね・・・ていうか、今日寒くね？」
「あぁ、うん、ごめん、暖房つけようか」
「いや、それはいい・・・」
「どっちよ」
そう言って、グラスを持ってきたリン
「とりあえず、お菓子、リンが好きそうなの買ってみた」
そう言って、袋から取り出す
「ていうか、翔が好きなのでしょ？」
「ん？、そうだけど、
でも、それイコール、リンの好きなもんだろ？」
「確かに・・・」
そう、俺らは似てる
考え方も、感じ方も、そして、嗜好も・・・
だから一緒にいてて、楽なんだと
思い込んでいた・・・
「あ、翔、そう言えばさ
さとみ・・・彼氏できたって知ってた？」
「え？マジかよ、聞いてねぇわ。
誰だよ」
俺はそう言いながら、地域限定なんて名前を売ってる
ポテチに手を伸ばす
「なんか、見たことないブレスつけてるから
聞いたら、青年実業家で、お揃いでプレゼントしてもらったんだって・・・オトナ〜」
「へぇ・・・さとみらしいな」
「でしょ、いいなぁオトナな彼氏」
「は？俺もずいぶんオトナですが？」
「オトナでしたっけ？」
「試してみます？」
俺は、そう言いながら、
リンにキスをする
クスクス笑うリン
「そういうとこがコドモなんだって」
「は？押し倒すよ、マジで」
「だから・・そ・・ん」
俺は、リンが口に出す前に、
その口を塞いでやる
そう、俺はコドモだ・・・
オトナだと思い込んでいたコドモだったんだ
チュッ・・・
チュッ・・・・
リップ音が部屋に響いた・・・
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紫姫(プロフ) - さとさん» こちらこそ、いつもありがとうございます。あは二人の時間、少しお預けしてみましたw (2019年8月6日 5時) (
レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» 今回はイチャイチャ、中断してみましたw少しずつ、りんちゃんの秘密開けていきたいと思います (2019年8月6日 5時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - 最後の さらばでござる〜はとっても かわいいデス！せっかく2人の時間だったのに残念でした。いつも更新ありがとうございます。お体ご自愛ください。 (2019年8月4日 21時) (レス) id: 97bb53cb68 (このIDを非表示/違反報告)
yuri125(プロフ) - イチャイチャしてたのに中断させられて、またまた波乱の予感がする。どうなるの〜。毎日暑い日が続きますが、お身体には気をつけてくださいね。リンちゃんにはまだ謎があるのかなぁ…気になる。 (2019年8月2日 20時) (レス) id: 12d47efacf (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - まぁさん» その長いトンネルも気がつかず、鹿の王国まで行ってしまって、まさかの終点。やってしまいましたよ、トホホ (2019年7月31日 23時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年7月20日 15時
