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「・・ごめん、今のは撤回
そうだよな
うん」
俺は軽く言ったことの責任の重さを知り、
少し恥ずかしくなった
でも、リンはまったく違うところに
その想いを話だした
「違う、それだけ、重みがあることなんじゃないかなって・・・
それだったら・・・
私は、翔に開けてもらいたい・・・
言葉の重みだけじゃないよ
お互いに覚悟あってのことだと思わない？」
「え？」
「このさきの周りの人になんて言われても・・・
みたいな？
ちょっとさ、血の杯みたいじゃない・・・」
そういったリンに
俺らの付き合いが、軽くないんだと
そんな想いを感じた
確かに、俺は納得した
「わかった
次、会ったとき、俺が開けてやる・・・
いい？
ビビるかもだけど」
「え？ヤだ
それは、逆に怖いからやめて」
そういって笑ったリン
俺らは本や映画なんかの
まだ偶像的な世界と現実の境界線が見えなかった
そう・・・
俺らは若かったんだ
「そろそろ、帰るね・・・」
リンはカバンからリップをだし
うすく塗った
「あ・・リン、待って、
CD貸してやるから」
そう言って、
俺は、
ずっと数時間も同じCDがリピートされていて
熱くなっていたコンポからCDを取り出した
俺は玄関までリンを送る
「ごめんな、俺、送ってやれねぇけど・・・」
「大丈夫・・・」
「それと・・・その・・・
まだ痛むなら、連絡して？」
「え？連絡してどうすんの？」
「まぁ、その時が俺が確認する」
「え？」
驚いた顔をしたリン
「とりあえず・・・内診かな・・・」
「バカじゃない？」
そう言って、俺を思いっきり叩く
「バカですが、何か
いいじゃん、医者に見せるより確かだわ」
「絶対死んでも痛いなんて、言わない
翔、本当、最低」
「あはは嘘だよ、冗談だよ、
家どこだっけ？」
「国立
言ってなかったっけ？
あ、そっかBBQの時、車別々だったもんね」
初めて知った
リンの住んでいるところ
「え？遠くね？」
普通学校の近くで、マンション借りてるやつがほとんどなのに・・・
「うん、叔母のマンションなの」
「叔母さんと住んでるの？」
「ううん。おばさんは別のところに住んでて、
叔母のマンションなの
家賃払わなくていいから・・・」
「ふーん、今度遊びに行こうかな・・・」
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紫姫(プロフ) - さとさん» こちらこそ、いつもありがとうございます。あは二人の時間、少しお預けしてみましたw (2019年8月6日 5時) (
レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» 今回はイチャイチャ、中断してみましたw少しずつ、りんちゃんの秘密開けていきたいと思います (2019年8月6日 5時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - 最後の さらばでござる〜はとっても かわいいデス！せっかく2人の時間だったのに残念でした。いつも更新ありがとうございます。お体ご自愛ください。 (2019年8月4日 21時) (レス) id: 97bb53cb68 (このIDを非表示/違反報告)
yuri125(プロフ) - イチャイチャしてたのに中断させられて、またまた波乱の予感がする。どうなるの〜。毎日暑い日が続きますが、お身体には気をつけてくださいね。リンちゃんにはまだ謎があるのかなぁ…気になる。 (2019年8月2日 20時) (レス) id: 12d47efacf (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - まぁさん» その長いトンネルも気がつかず、鹿の王国まで行ってしまって、まさかの終点。やってしまいましたよ、トホホ (2019年7月31日 23時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年7月20日 15時
