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「本当は、迎えに行ってあげたいんだけど・・・」
これは本心だった
「大丈夫、迷子にはならない・・・
あ、何か買っていくね」
と言ったリンの声の後ろから、
さとみが何か話ているのが聞こえる
「何？さとみ何か言ってる？」
「え・・うん」
めんどくさくなり俺は
「変わって」
と言うと、すぐにさとみがでる
「翔、バカじゃないの？
自分ん家って・・・そんな危なさ過ぎて、行かせてあげれないわ」
といいながら、笑っているのがわかる
「ばぁか、何もしねぇわ」
「そう言うやつに限って何かするんだよ、
信じられない、信じられない」
「信じなくても結構、
まぁ、遅かれ早かれ、そうなるんだよ、俺らは」
「うっわ、今の言い方
ははは、あのさ・・・大事にしてやってよ、本当、いろんな意味で」
「はいはい」
俺は電話を切ると、
慌ててすぐに、部屋を片付けた
窓を開けると
熱い外気が部屋の中へと入りこんだ
散らかり放題の服は、とりあえず、
そこに転がっていた、段ボールへ
拾い詰め込み、
あちこちに転がっていた飲みかけのペットボトルは、
倒れて、意味をなしてないゴミ箱を立たせてそこに入れる
掃除機を１階から持ち出しかけていく
久しぶりに
少しずつ整ってくる俺の部屋
以前は仕事で忙しいながらも、母親が何かと世話をやいてくれていたけれど、
俺の反抗期が始まったと同時に、
母親も、
俺の部屋には入ってくるものの、依然みたいに世話はしてくれなくなった
というか、
俺も反抗期ならば、母も反抗期なのだ
そして、いったん、掃除機を廊下に出し
ベッドのシーツを、バッと開き、綺麗に整える
・・・
・・・
俺は、今朝も目覚めたこのいつものベッドを見て止まる
でも・・・もし、そんな雰囲気になったら・・・
俺は、暑い部屋で考える
Tシャツの裾をめくり、額の汗を拭く
そして、そのベッドに座り
ありえないと思いながらも、そんなシチュエーションを考える
というか・・・
今までのことを考えると、
俺は、ホテルでしかシたことがなく
ホテルに行くという事は、
まぁそれなりに、そうなることを前提として、
いや、もはやそれを目的に入るわけで
相手の女が、付いて来るイコールお互いにその気持ちがあるわけで
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aya(プロフ) - 紫姫さん» ほんとに、その通りです笑 紫姫さんお疲れ様です！ (2019年7月23日 0時) (
レス) id: 3c3d254d07 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - のんさん» ありがとうございます。あははどっちに転がそうか、この時点では少し悩んでおりまして。まだ悩んでます・・え？書いててよく寄り道しちゃうんです私ｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» おおっｌオールドミスいましたかｗ。もうまさに、その方です。ｗ学校あるあるです (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ayaさん» 思春期男子の汗臭い、この想い書いてて、自分でも笑えてきますｗ性別もちがえば、年齢も違う、よく書いてるな紫姫って自分で褒めてますｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - どっちに進んでも面白い展開になりそうですねぇ。 (2019年7月20日 12時) (レス) id: c3a42504dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年7月1日 23時
