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「行けるでしょ、ていうかその予定ではあるのね」
そう言ったテッチに
「あぁ、翔は目立つからなぁ、やっぱ夜じゃないとねぇ」
「っていうか、行かねぇわ。」
そう言った俺の顔をジッと見た二人が
「え？、行かないの」
「行かないの」
「シたくないの」
「シたいです」
「って、ほら・・・
やっぱりシたいんじゃねぇかよ」
「ま。検討祈るわ」
「ばーか、シねぇわ、そんな段階でもねぇわ、」
そう、俺らはまだ始まったばかりだった・・・
遅れて俺は学校を出た
そして電車に乗り、
どうしようかと考える、
でも、考えたところで、二人きりになれるようなところなんて
限られてくる
ましてや昼間、
デビューしてから、少しずつ露出頻度が多くなった俺らは、
まだ、そこまで歩きまわることになれてはなく、
結構、目撃されることが多い・・・
学校は、聖域なのか押しかけてくることはないけれど
二人きりなんて
俺らのグループがさせてくれることはなく、
いや、むしろ、二人きりなんかになったら、格好の餌食だ
俺は揺れる電車、窓の外を見る、
ほぼ毎日見る
高校の時も同じように、見てきた
そこには、日常があって・・・
あ・・・
そっか
俺は、そのまま電車を乗り換え、
自宅へと向かうことにした
なんだ、そうだよ。
灯台もと暗しってこのことだ
昼間は両親もいなかれば、
妹も学校だし、しかも、高校生だから帰宅が遅い。
弟も両親共に働いているので、
俺が通っていた幼稚舎だけれど、これまた普通の小学生にしたら帰りが遅い
そう、
昼間、俺の家は誰もいないってことだ
俺は、急いで帰って、リンに電話する
どうやら、横浜でさとみと本気で遊んでいたみたいで
俺からかかってきた電話で驚いたように
「あ・・・忘れてた」
と、言いだす始末だった
「忘れてたじゃなぇし・・・」
少しばかり、
俺のリンを想う熱と、
リンが俺を想う熱に差があるように思えたけれど
今思えば、この頃俺は
まぁ男子あるあるで必死だったのかもしれない
その・・言い方悪いけど、
スることをスるまでは・・・
とりあえず、最寄の駅を告げ、そこからの道順を伝える
久しぶりに再会して、二人きりになれる場所を
外では無く自宅にした俺に
一瞬電話越しでも、退いたのがわかったけれど
俺らにとったら、それが一番安全だと伝えると、
静かに納得したようだった
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aya(プロフ) - 紫姫さん» ほんとに、その通りです笑 紫姫さんお疲れ様です！ (2019年7月23日 0時) (
レス) id: 3c3d254d07 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - のんさん» ありがとうございます。あははどっちに転がそうか、この時点では少し悩んでおりまして。まだ悩んでます・・え？書いててよく寄り道しちゃうんです私ｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» おおっｌオールドミスいましたかｗ。もうまさに、その方です。ｗ学校あるあるです (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ayaさん» 思春期男子の汗臭い、この想い書いてて、自分でも笑えてきますｗ性別もちがえば、年齢も違う、よく書いてるな紫姫って自分で褒めてますｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - どっちに進んでも面白い展開になりそうですねぇ。 (2019年7月20日 12時) (レス) id: c3a42504dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年7月1日 23時
