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「ちょっと、勘違いしないでよ
そこまで・・・まだ・・・」
「・・は？」
「だから、そんなイチャイチャとか？」
そう言って外を見たリンに
「え？シないの？」
「シないよ・・ていうか、そのいい方っ
それどころじゃなかったでしょ、受験生だし・・」
「・・・あ
そっか」
そうだ、俺は、まぁ言っても
内部進学だから勉強はしたれど、一般入試とはまた訳が違う。
「それに・・なんだろ・・
もうすでに音信不通・・これって自然消滅状態なのかなぁ・・・
だから実家に帰ったら、ちゃんと、どうしたいのか話あおうかって思って・・・」
・・・
・・・
「その・・リンはどうなの？
そいつのこと、好きなの・・？」
すると、外でカタン
と、音が鳴り
キャッと
小さな声を上げたリン
「何？今外でカタンって音がしたっ」
耳をふさいで、蹲るリン
「・・・大丈夫だよ、
風が吹いただけだ・・・」
一番肝心な質問の答えが聞けなくて、
俺は、ため息が出る
暗闇の中、
月明かりで、照らされた
リンが少し震えていた
「リンってさ怖がり？」
「そんなことないよ・・・」
「そんなことあんじゃん・・・
手ぇ震えてんじゃん・・・」
俺は、思わず耳をふさいでる片方のその手を、握った
「大丈夫だよ・・・
俺いっから」
そう言うと
「翔だって、怖がりじゃん」
と、下向きながらそう言ったリン
「そうだよ・・
俺は怖がりだよ」
静かになる車内
・・・・
俺は
心にとめていた気持ちが、
途端に溢れだし
彼氏とうまくいっていないとわかり
火がついた・・・
「こうやったら怖くねぇんじゃないの？」
そう言って
その手をひっぱり、
俺はリンを抱きしめた
薄着のリンの身体を感じ
熱が伝わる
久しぶりに抱きしめる、女の子特有の柔らかさ
俺の心臓は、トクントクンと
静かな車内に鳴り響いた。
「・・え？」
「こうやってたら、大丈夫だろ？」
「しょ・・翔？」
戸惑うリン
でも、力は俺の方が断然強くて
力いっぱい抱きしめた
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aya(プロフ) - 紫姫さん» ほんとに、その通りです笑 紫姫さんお疲れ様です！ (2019年7月23日 0時) (
レス) id: 3c3d254d07 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - のんさん» ありがとうございます。あははどっちに転がそうか、この時点では少し悩んでおりまして。まだ悩んでます・・え？書いててよく寄り道しちゃうんです私ｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» おおっｌオールドミスいましたかｗ。もうまさに、その方です。ｗ学校あるあるです (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ayaさん» 思春期男子の汗臭い、この想い書いてて、自分でも笑えてきますｗ性別もちがえば、年齢も違う、よく書いてるな紫姫って自分で褒めてますｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - どっちに進んでも面白い展開になりそうですねぇ。 (2019年7月20日 12時) (レス) id: c3a42504dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年7月1日 23時
