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「残念て言うなよ、
それは、俺が優しすぎるの」
俺の横でクスクス笑うリン
「確かに、翔は優しいね・・・
なんだかんだ言いながら、かっこつけちゃってるけど、結果優しいと私も思う」
「かっこつけてねぇわ、もともと、かっこいいわ。」
「はいはい、かっこいいです。それも認めます」
そう言って笑うリン
「はぁ、おまえ今バカにしただろ？
そういうリンだってどうなんだよ・・・彼氏いるのかよ・・・」
俺は、確信に迫った
でも、こんな質問をしたところで
俺はどうすることもできないとわかっていたんだけど・・・
俺の計画では
高校卒業したと同時に、多くの仲間がそうしたように、芸能界を辞め、
そして、俺はキャンパスライフを楽しみ、彼女といちゃつき、友達と遊ぶ
そして、職につく
これが俺が描いていた大学４年間のビジョンだった
それがことごとく、巻き込まれ
現在に至るわけで・・・
リンが
「・・いるよ」
口を開いたリン
「・・え？」
想定内なこの返事なのに、
俺が思わず驚きを隠せなかった
でもすぐさま、
それを取り繕うかのように
「なんだ・・彼氏いるのかよ
おまえみたいなの彼女に持つ彼氏の苦労を考える
同情するわ・・・」
と、憎まれ口をたたきながらも
実際の俺の心情はと言うと
自分でもびっくりするくらい、
動揺していた・・・
「うん・・高校の時からつきあってる人がいるんだけど・・・
彼は地元の大学に行ったから、遠距離になっちゃった・・・」
「ふーん」
冷静を装いながらも、
俺の心の中はかき乱されていた
そして、再び、気づく、
俺は・・・やっぱり
リンの事が好きなんだなって・・・
どうしようも無い、この恋心を18の俺は
どう処理して行ったらいいのかわからなくなっていた
「じゃあ、楽しみだよな
来週には実家帰るんだろ？
2か月彼氏と毎日イチャイチャできるじゃん・・・」
強がりだった・・・
・・・
と自分で言いながらも、
リンがその彼氏と、
キスしたり、だきあったり、その先もシてるのかなと想像してしまうと
思わず
俺は、ギュッと拳を握った
するとリンが
「やだ・・そんなんじゃないよ」
照れたように笑う
その笑顔が俺には苦しかった・・・
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aya(プロフ) - 紫姫さん» ほんとに、その通りです笑 紫姫さんお疲れ様です！ (2019年7月23日 0時) (
レス) id: 3c3d254d07 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - のんさん» ありがとうございます。あははどっちに転がそうか、この時点では少し悩んでおりまして。まだ悩んでます・・え？書いててよく寄り道しちゃうんです私ｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» おおっｌオールドミスいましたかｗ。もうまさに、その方です。ｗ学校あるあるです (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ayaさん» 思春期男子の汗臭い、この想い書いてて、自分でも笑えてきますｗ性別もちがえば、年齢も違う、よく書いてるな紫姫って自分で褒めてますｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - どっちに進んでも面白い展開になりそうですねぇ。 (2019年7月20日 12時) (レス) id: c3a42504dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年7月1日 23時
