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それから、3日たち
本当は、病院について行ってやったらよかったんだけど・・・
正直、俺は、もう会う気力すら、残ってはいなかった・・・
今思えば、本当、最低なのかもしれないけれど、
奇跡的に、子どもの心臓が鼓動を打ち始めたとしても
俺は・・・たぶん、この殺風景な部屋にとどまっていたと思う・・・
ただ・・・
Aの身体だけは、さすがに、心配だったので・・・
俺はAの会社に電話し、美波ちゃんにつないでもらった
そして、出てきた彼女に、俺は
「様子・・・見に行ってやってくれないかな」とだけ伝えた
・・・
美波ちゃんは、たぶん、俺の声を聴いて
何かを察したのだろう
ただひとこと
「いいんですか？
この機会逃すと、
本当、もう、戻るきっかけが無くなるかも知れないんですよ」
「・・・いいよ。
俺もさ・・・ちょっとね疲れちゃったんだよね」
初めて人に漏らした本心だった
「でも、こうやって気にかけてるってことは、
Aのことまだ好きなんでしょう？」
・・・
「うん、好きだよ。
でも、それ以上にさ・・・なんだろ
なんだろ、少し荷が降りたっていう感情の方が大きいんだよね」
「・・・とりあえず、Aの体調のこともあるし、
私、見に行ってきますけど、よく考えてください」
考えたさ・・・
考えれば考えるほど
迷子のあの子を、誰かが導いてやらなきゃって思ったんだよ・・・
そう、あの笑顔を守るために
でも、その役目は俺じゃない・・・
俺は、そのまま
散らかったテーブルの上の、書類や、パンフレットを、ゴミ箱に捨て
キッチンに戻り、
ビールを取り出した。
誰もいない、殺風景な部屋で、
プシュっと、プルトップを開ける音だけが聞こえた
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紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» 爆 ( ・_・)ノΞ●~* (2019年6月12日 12時) (
レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - 紫姫さん» しょ・な・い（はぁと）爆 (2019年6月12日 12時) (レス) id: 9ae5b47bd8 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» あはは。あたしたちの関係ってw (2019年6月12日 10時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - 紫姫さん» くはwだめよw寝てない事バラしたらあたしたちの関係がばれちゃう（はぁと）w そしてシークレットもやっと読めた＼(^o^)／てか、寝たよ、うん、寝落ちたからねw大丈夫！紫姫に比べたら体調いいからw (2019年6月12日 9時) (レス) id: 9ae5b47bd8 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» え？和紀？ダメじゃん、こんなの読んでる場合じゃないでしょうが、寝てよ。昨日も寝てないじゃん。 (2019年6月12日 9時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年1月28日 22時
