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「・・・」
微妙な顔をする龍
まぁ、正直、ゲームのソフトの方がいいもんな
「それな・・・お守り」
「お守り？」
「そう、これから先、何があっても食べて行けるようにっていう」
「ママおるから大丈夫や」
「・・・まぁ、そうなんだけどさぁ
いや、そうじゃなくてっ」
横でクスクスと笑うA
「りょう、それはね、たぶん、パパ銀のスプーンの変わりに渡したいんだと思う。」
「銀のスプーン」
「そう、にようするに、ちゃんと、成長しますようにっていうね」
「あぁ。そういうことか・・・」
「じゃあ、そのあまねについてるのも？」
そう言って指を指したA
「そう、あまねは女の子だから、誕生石を入れてる」
「へぇ・・・あまねよかったねぇ」
そう言って笑う
「ほら、りょう、貸してみ」
そう言って、俺は、龍に、そのベビーリングをつける
「へぇ、なんか、すごくスタイリッシュ
かっこいいよ、りょう」
そう言ってAが褒めると
なんだか嬉しそうな顔をした龍
「・・・で、Aには・・・これ」
そう言って、もう一回り大きな、箱を取り出す
「え・・・ありがとう」
そう言って、Aがその箱を見る
「開けて？」
俺が
Aがゆっくりと、その箱を開いた
「・・え？」
そこには、大小２つのペアリングが入っていて
「その・・ごめんな、
俺、バタバタしてたから、
・・・結婚指輪、
ちゃんと見てやれなかったからさ
ホワイトーデーのお返しっていうのも変なんだけどさ」
人差し指で、口元を掻く
「・・・ありがとう」
うっすら、涙を浮かべてくれたAに
俺は慌てて
「あ・・・それ内側見て」
と、俺が言うと
Aは、その小さい方の指輪を取り出し、
中を覗いた
『Keep smiling next to my life.』
少し顔を赤らめたAに。
「ずっと・・俺の隣で笑っててよ」
と付け足した・・・
「文字・・多すぎ・・・」
そう言いながらも嬉しそうで・・・
俺も思わず、頬があがる
「なんや、いい感じやなぁ」
なんて大人みたいなこと言ってきた龍に
「ばぁか、実際いい感じなんだよ、パパとママは」と言い返す
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紫姫(プロフ) - さやさん» さやさん、１日の楽しみに、私の作品を選んでいただいてありがとうございます。今パスをはずしましたので、よかったらお越しください。 (2019年12月30日 0時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - さつきさん» さつきさん、ありがとうございます。今パスをはずしたので、よかったらお越しください。いつもありがとうございます (2019年12月30日 0時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - とっても面白かったです、毎日寝る前やバイトの合間の楽しみにでした。続きがどうしても読みたかったです。良ければパスワードを教えて頂きたいです。これからも応援してます！ (2019年12月29日 18時) (レス) id: d192ade53d (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 追想-TUISOU-Secretな彼女番外編のパスワードを教えて頂けますか？いつも楽しみに読ませて頂いています。良かったらお願いします。 (2019年12月29日 2時) (レス) id: acec7bc7ad (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - kotoneさん» 珍しく、連日書いてますｗたぶん、書くことで少し私自身心を落ち着けたいのかもしれませんねｗ (2019年3月27日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年1月23日 0時
