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すると、
和は一瞬、足を止めた。
そして、私の方を見て
「それってさ、俺じゃなくてAの中で決めるもんじゃねぇの？」
一瞬ドキっとした。
だって・・・・それは今まで見たことのない
和の目だったから
「・・・ごめん」
「なんで謝るの？ほら、行くよ、
暑いから帰る・・・」
「・・・うん。あ、そうだ和さ、今日も泊まって行くん
でしょ？」
「あぁぁ、どっちでも？帰れって言われれば、帰るし
居てって言われたらいるし」
私は、繋いでた手をキュと握って
「・・・いて？」
「・・・じゃあ、飯はしょうが焼きで」
すでに、前を向いていた・・・
「わかった・・・じゃあ、このままスーパー寄っていい？」
「えぇっ」
わざとらしく驚く和
「わざとらしい・・・じゃあ、残りもんで何かになっちゃうよ」
「えぇぇっ・・・っていうか、それでも全然構わないけど」
よかった・・・
いつもの和だ
それから、ゴールデンウィークの間、
結局、最終日まで、私の家にいた和
普通に、朝を２人で迎えて、そして朝ごはんを食べる、
私が２人分の洗濯を干してる間に、軽く掃除機をかけてくれる和
私が本を読んで、和がゲームをする
夕方、散歩がてら、近所のスーパーに行き、
そして、夕飯を作る
和は缶ビールを開け、私も飲もうとすると、
「今はやめとけ」と制される
２人でお風呂に入って、
そのままベッドで愛し合う
確かに、和の言った通り、
私と和が並んでて、
恋人なのか夫婦なのかやってることは変わんない・・・たぶん
私は、横で、私に背を向けて眠る和の素肌のままの背中に触れ
そして・・・そっと手を回し、ほほをその背中にくっつける
そして・・・今日も感じる足の付け根からの湿った違和感
和は・・・あの日から避妊をしなくなった
私もまたそのことについて触れることも無かった
だから、いつか・・・子どもができて、生まれてくるのかもしれない
あとは、
そう、
「お互いのタイミングや形が必要になった時は今すぐにでも、俺は役所に届けるつもり
なんなら、条件がそろえばこのまま行ってもいいくらいね・・・・」
そう・・・それは・・私の中で翔から離れられるか
私はバカだ
キュっとさらにその背中に頬を押しつけた
和の匂い・・・
シーツの中で自分の足同士、こする
すると、左足にできた古傷にふれる
・・・
・・・
わたしは・・・バカだ
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凜(プロフ) - ああああ！！！！待って！今頃読んでいる私を許して下さい汗、そして、翔くんとニノのバチバチさが…んもぉ！すきっ！です！！！ (2018年8月29日 20時) (
レス) id: ea7207ff5a (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - フミちゃんさん» ハラハラドキドキが最後まで続きますように、書いていけたらと思いますｗｗｗ (2018年8月23日 22時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» わ〜、おひさしぶりです♪いつもありがとうございます、３人の心情の移り変わりを高校時代から綴ってるので、たまに混乱してしまうこともｗｗｗラストにむかって、がんばります。 (2018年8月23日 22時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 葵衣さん» いつもありがとうございます、おっと、今度はニノ担の翔くん派・・・いい感じです、書き手として最高です、これからもよろしくお願いします (2018年8月23日 22時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - keiさん» 続きは次の章へ（２回目）ｗｗｗいやぁダメだ、ビクビクしてる・・・ (2018年8月23日 22時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2018年7月24日 22時
