＊ ページ17
「既成事実・・・」
「ねぇ、Aは結婚したくないの？そう思わせてるから。彼がそういう行動に出てるってことじゃない？」
・・・
・・・
図星だ
「そうなのかな・・そんなつもりはないんだけど、でもそんなつい最近までそんな態度まったくなかったのに、
ここ数日、急にって変じゃない？」
「確かに・・・何かあったんだろうね。ご両親に何か言われたとか、会社で何かあったとか・・・
それとも、Aを誰かに取られたくないか」
そういって、残りのパスタをソースでからめ取り、口に運んだ
「何それ、私誰に取られるのよ、そんな浮いた話なんて、ないわ」
浮いた話があるんだったら、とっくに話してるわ
「元彼・・・とか？」
ドキンと心臓が跳ね上がった
「無い無い、知ってるでしょ、私、前の彼氏なんて10年以上も前のことなんだから」
そう・・・10年も前
ありえない
「あははは・・・だね・・
じゃあ、1番はやっぱり、あれだわ、親だわ親。
孫の顔見たくなった。なーんて、迫られたんじゃない？」
「あー、確かに・・・
だって、うちの家も彼の家もご近所同士だしね・・・言いそう・・・」
そうか、
そうだよね・・・
言われたんだ
「でも、それとこれとは話は別だよね・・・
A、それで本当妊娠したらどうするの？」
そうって、フォークをお皿に置き、
ペーパーナフキンで口を拭く
私は、完全にその動作を止めてしまった
「・・・わかんない」
正直な気持ちだった
「ちょっ、わかんないってどうなのこれ？」
「あ、いや・・・うん、ごめん、本当・・・そうなの」
私の目の前で険しい顔になる美波
「ねぇ、それって、Aの方が結婚する理由を作ろうとしてんじゃないの？」
結婚する理由
「・・・」
「普通さ・・・あ、いや・・・何が普通かもうわかんないんだけど。
好きで、この人との未来を考えて結婚して、その延長で子どもってことでしょ。
まぁ、２割は順番が逆になっちゃうこともあるけど、
根本的な考えは逆であってもそうなわけじゃない
でも、Aと二宮くんって・・・なんかさ
私からみたら、結婚する理由をつくってるような気がするんだけど・・・」
「・・・」
何も言えなかった
そして、美波はこう付けくわえた
「・・・ていうか
A・・・二宮くんと結婚したいの？」
「・・・」
それは・・・
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凜(プロフ) - ああああ！！！！待って！今頃読んでいる私を許して下さい汗、そして、翔くんとニノのバチバチさが…んもぉ！すきっ！です！！！ (2018年8月29日 20時) (
レス) id: ea7207ff5a (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - フミちゃんさん» ハラハラドキドキが最後まで続きますように、書いていけたらと思いますｗｗｗ (2018年8月23日 22時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» わ〜、おひさしぶりです♪いつもありがとうございます、３人の心情の移り変わりを高校時代から綴ってるので、たまに混乱してしまうこともｗｗｗラストにむかって、がんばります。 (2018年8月23日 22時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 葵衣さん» いつもありがとうございます、おっと、今度はニノ担の翔くん派・・・いい感じです、書き手として最高です、これからもよろしくお願いします (2018年8月23日 22時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - keiさん» 続きは次の章へ（２回目）ｗｗｗいやぁダメだ、ビクビクしてる・・・ (2018年8月23日 22時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2018年7月24日 22時
