ジワり ページ5
「翔・・・くん」
何かを感じとったのか、少しだけ後ずさったA
そういえばさ
付き合ってる？付き合ってないという、微妙な頃に、
ドラマの撮影中、こうやって楽屋でそんな、雰囲気になったっけ？
Aが後ずさった分、俺は半歩歩み寄り
そして壁へとAを追いつめる
「ち、ちょっと翔くん？」
家とは違うシチュエーションに
追いつめる楽しさもプラスされて
「何？」
「・・・」
結局壁まで追い詰めて
俺は腕ごと壁につくと
俺らの間にできた空間はさらに無くなる
そして、Aの顔に近づくと
安定の彼女の香り
結婚して２年、龍も天もいるけど
俺は彼女に夢中だ
唇が触れるか触れないかの距離で
「翔くん、人来ちゃうから」
と話すA
「別に、人が来ようが俺ら夫婦なんだし、問題ねぇし」
「そういう問題じゃなくて」
「どういう問題？」
いつも結構、凛としてる彼女が
こうやって、タジろぐのが
どうやら、俺のツボらしく
「公共の場で・・・」
俺は鼻をAの鼻に擦り付ける
「だから？」
「家でもでき・・・し」
「だね」
壁についてない方の手で、
Aの髪をなで、耳にかけてやると
微かにビクんとなった
フッ
思わず笑いが漏れる
「翔くん、やめよ、ほら・・・ね」
「何？人が来るから？
だったら、聞こえちゃマズいよなぁ」
ダメだ
今日の俺は、久しぶりにそっちが勝ってる
家とは違うこの状況
Aも今日の服装は、見るからにできる女感を全面に出してる
外では、しっかりして、頭の回転も早い彼女が
俺の前だけ、こんなにオドオドするのが
これまた俺のツボ
「とにかく、聞こえないようにその口を塞がなきゃな」
そいいって、軽くキスをすると
「・・・翔くん、お願い」
「ん、それはどっちの意味」
すると、
こっちを見て
「ヤダも・・・」
フッ
俺はまた再び息が漏れる
「じゃあさ。こうしたらいい？」
俺は撫でていた手を伸ばし、
ドアノブの鍵をカチャンと静かにしめた
え？
という顔をしたA
「翔くん、ダメだって、仕事終わったんだったら楽屋でないと、スタッフさんも困るじゃん」
「ん？大丈夫、19時までここ俺のだから、あと30分以上はあるな」
「そういう問題？」
「そういう問題」
俺は再び、Aにキスを落した
でも、それはドンドンエスカレートして
・・・
リップ音だけ響き渡る
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すりおろし梨。(プロフ) - バスローブかぁー 確かに 増し増しになるかも。 ウチには存在しやんけど。(笑) 甘い2人が ほんわり してて ニヤニヤしてしまう。 (2018年10月14日 12時) (
レス) id: 174b3fcc1c (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん(プロフ) - こんにちは。こちらの翔くん、やっぱり好きです！主人公ちゃんに甘くて弱くてでも知的で。本当にお似合いなご夫婦です。そんな二人の甘いひとときにドキドキとまりません。これからもどんどん甘い時間に期待しています！ (2018年10月13日 12時) (レス) id: 8fb0672773 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ちゃみさん» 少しだけ甘めにしてます。しばらく封印してたのでw 引き続きよろしくお願いいたします (2018年10月11日 22時) (レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
ちゃみ(プロフ) - わーい♪久しぶりに更新しててルンルンで読んでしまいましたーぁ♪ (2018年10月10日 21時) (レス) id: 3534b69c9a (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ともさん» 弾丸ですが・・・w (2018年8月30日 6時) (レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2018年7月22日 0時
