鰻 ページ15
横浜でなじみのを鰻屋の近くの駐車場に車を止める
自分の車でないから、俺の身元も割れることないだろうけど、
なじみのないナンバープレートは結構目立つ
まぁ。。。
いいか
別に悪いことをしてる訳ではないんだし
車のカギを閉め、
「こっちな」
そう言ってAを誘導する
本当は手でも繋ぎたいところだけど
さすがにそれはヤメておいた
その鰻屋は、白焼きで有名で、天然の鰻を使っている
しかも、外観はまるで料亭のようになっていて、
まぁ・・・・世間に顔を知られている職業をしている俺らにとっても
隠れ家のように好都合な場所ってわけ
「あぁ、予約しとかなかったけど、大丈夫かな」
めずらしく、前もって予約をいれる俺としたことが、
浮かれていたのか、忘れてたわ
「うーん、なんか残念なことになりそう」
「おいっ、残念ってなんだよ」
「ん、翔くんって、たまにそんなことあるじゃん」
「たまにって・・・そんなのねぇわ」
そう言って、店の門に近づく
そこは、入り口周辺から少しばかりの日本庭園になっていて、
ここが横浜だということを忘れてしまうようなそんな作りだ
「最近気がついたんだけど・・・残念なことがたまにあるよね」
「はぁ？ねぇわ、絶賛バリバリ生きてるわ」
「あははは
何よそれ、あははは」
少しずつ、一緒に暮らすようになって、
少しずつ俺がAのことがわかってくるよに、
Aも俺のことを知り始める
でも、それが嫌なことでもなく、ごく当たり前で自然なことで
俺らの結婚生活はうまくいってると思う
そう言って、店先に入り
そこで迎えたおかみらしき女性が俺らを見て、少しだけ
驚いた様子だった
「すいません・・予約をしてないのですが、今から２名、部屋用意できます？」
と伝えるとすぐさま
「少しお待ちいただけたら、ご用意できると思います」
とにこやかな笑顔で答え、
そして、すぐにそこにある電話で中に連絡をいれた
俺はAの顔を見て
ドヤ顔をしてみせると
Aはクスクスと下を向いて笑って、俺のシャツを摘んだ
そのちょっとした仕草が俺にはツボで
嬉しくなる。
しばらくすると、さっきのおかみが、
どうぞと、声をかけてくれる
「今日は奥さまとお食事ですか？」
そう言ってにこやかな笑顔をおくる
「えぇ、まぁ。たまには、嫁孝行しとかないと」
と少し亭主関白みたいな事を言ってみる
そんな会話すら、俺はめちゃくちゃ優越感にひたっていた
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すりおろし梨。(プロフ) - バスローブかぁー 確かに 増し増しになるかも。 ウチには存在しやんけど。(笑) 甘い2人が ほんわり してて ニヤニヤしてしまう。 (2018年10月14日 12時) (
レス) id: 174b3fcc1c (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん(プロフ) - こんにちは。こちらの翔くん、やっぱり好きです！主人公ちゃんに甘くて弱くてでも知的で。本当にお似合いなご夫婦です。そんな二人の甘いひとときにドキドキとまりません。これからもどんどん甘い時間に期待しています！ (2018年10月13日 12時) (レス) id: 8fb0672773 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ちゃみさん» 少しだけ甘めにしてます。しばらく封印してたのでw 引き続きよろしくお願いいたします (2018年10月11日 22時) (レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
ちゃみ(プロフ) - わーい♪久しぶりに更新しててルンルンで読んでしまいましたーぁ♪ (2018年10月10日 21時) (レス) id: 3534b69c9a (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ともさん» 弾丸ですが・・・w (2018年8月30日 6時) (レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2018年7月22日 0時
