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「おかえり」
静かにそう言ったAに
「ただいま」
と答える
そして、チラっと、横にいる龍を見ると
目で首を振るように否定する
確かに
少し機嫌が悪そうだ
そもそも、Aが機嫌が悪くなることは、ほとんどない
だから、よほど・・・
ヤバいな
これは
何から説明したらいい？
「ごはん食べるでしょ？」
「あぁ、うん。今日何？」
「魚」
「・・・」
「そっか・・・
どんな料理か・・・
楽しみだなぁ・・・んつって」
「煮魚」
・・・
「おおっ、いいねぇ、
いや、マジでさ、向こうで結構、コッテリしたもんばかり食べてたからさぁ、
やっぱ、日本人だねぇ」
・・・
「って、Aどうした？」
もう、腹をくくって聞いてみた
「別に？」
「いや、明らかになんかさ・・・」
「なんでもない、ちょっと忙しかっただけ」
「・・・あぁ、ごめん。一人でさ任せちゃってるからさ・・」
俺は、もう1度龍を見る
今度は、完全に、首をふりやがった
「別に、いつもそうだから・・・
そこは大丈夫」
「・・・そっか」
「あ、お土産な、結構たくさん買ってきたんだ・・・見る？」
・・・
言い出せない
SNSで流れた画像見た？
なんてさ
でも、手をとめて
「見る・・・」
おっ？
「うん、じゃあ、こっち来いよ・・・」
そう言って、キッチンを出た
とりあえず、
その日は、お土産で
万事休すってとこだった
まぁ、その日の晩は、
久しぶりに、Aと並んで眠ったんだけど
完全に背中を向けてたからね・・・
うん、
これは、確実に、ネット見たよな
そして、それから２日後
いつもどおり、あわただしい朝
ベッドにはA姿がない代わりに
寝室の向こうで、にぎやかな声と、
そして、卵の焼ける匂いと
コーヒーの香り
俺の家の日常
俺は、伸びをして
起き上がる
すると、リビングの方でAが
「翔くん、起きた？」
「あぁ、うん」
「悪いんだけど、あまねの着替えもってきて」
「りょうかい」
俺は、そのまま俺らの寝室と続いている
小さな書斎に入った。
ここは、Aの書斎兼、今は天の部屋だ
その隣の棚に、見慣れない
少しおしゃれな紙袋がおいてあった
紙袋には
「salon de chocolates」
と書いてある
これって確か・・・
あの日の晩Aが出てきた店だよな・・・
俺は、そっと、その紙袋の中をのぞくと
あれ・・・
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とも(プロフ) - 親になっても何年経っても二人きりになった時にはイチャイチャ出来るって素晴らしいな。翔さんの甘えてる姿もなんだか新鮮でニマニマしちゃった(笑) (2019年2月23日 11時) (
レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - あのショコラティエはエロいけども、チョコ作ってる時はエロくないよね(笑)( *´艸`)翔さん手取り足取りされたらやなんだもんねぇか〜(*´∀｀)σ)))))*3ﾟ)もぉー主人公ちゃんの事大好きなんだからぁーー！！♪ (2019年2月22日 0時) (レス) id: 1b38e8b576 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» これは愛なのか何なのかw (2019年2月22日 0時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - 紫姫さん» ありがとぉ！なかなかみんな言えないままだろうなーっておもってあっちで報告した^ ^ 教えてよーって結構なるよねwそして紫姫のしょーさん愛が溢れてるもんね(//∇//) (2019年2月21日 23時) (レス) id: 9ae5b47bd8 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» まあ、私の中では一番書きやすい方だからw。 (2019年2月21日 20時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2018年2月13日 23時
