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海を見ながら、大きな橋を渡り
そして、人があまり来ない、以前にもよく使ってる、
防波堤までくると、
そこに車を停めた
「これ、食べる？」
そう言って
宝箱を開けたA
箱を開けると、はち切れんばかりに、
蓋がパンと勢いよく開いた
「うわ、また、たくさん入れたな」
俺はその中から、最後にとったチョコレートバーを手に取ると
「え？それ私が食べたかったのに」
と、俺を見た
「何？一つしかないの？」
「うん。だっていろんな種類が欲しかったんだもん」
「残念だ、これはあげれないわぁ、だって、これ和くん好きだもん」
と、わざとらしく言ってやると
「私も好きなの知ってるでしょ」と言い返してきた
「今日は何の日かわかる？」
とニヤリと笑って言ってやると
「・・・・バレンタイン」
と悔しそうに答える
「そう、今日はバレンタインだ
あー、実に残念だ」
そう言って、一口そのバーをかじる
くくく
あーあ、すねてるわ、
「仕方ねぇな、ん、ほら」
そう言って、バーを口にくわえて、Aに差し出す
え？と少し照れたA
「ほら・・・んっ」
と催促すると恥ずかしそうに俺が咥えた反対側からAも口に含む、
そして、お互いに少しずつ、かじっていき
唇が触れると
そのチョコをの甘さを楽しむかのように
絡めあう
チュッ・・・
チュッ
何度目かには、すっかり口の中のチョコレートは溶けてなくなってしまったけれど
それでもその余韻を楽しむかのように
重ねては、絡めて、
絡めては重ねるを繰り返し
そして、
唇を離すと
トロンとした目で俺を見た
「エッロいな・・・
次は？これにしよ」
そう言って、今度は丸いチョコレートを俺は包みをあけ、口に含むと
さっきまでの熱の余韻ですぐに溶けていき
俺は、それをまたAに口うつした
「和・・・ごめんね、今年、すっかり忘れてた」
そういうAに
「別に？
今この瞬間のことは忘れないでしょ
というか、忘れないようにしてやっから」
と、もう一度深いキスをする
宝箱には、まだたくさん溢れんばかりにお菓子が残っている
さっき買った絵具のチョコは、そうだな
家に帰ったら、Aに塗って、一緒に堪能しましょうかね・・・・
そして、全部食べ終わった宝箱には・・・
今度は、おもちゃでなく、
本物の指輪でも入れときますか・・・・
ｆｉｎ
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とも(プロフ) - 親になっても何年経っても二人きりになった時にはイチャイチャ出来るって素晴らしいな。翔さんの甘えてる姿もなんだか新鮮でニマニマしちゃった(笑) (2019年2月23日 11時) (
レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - あのショコラティエはエロいけども、チョコ作ってる時はエロくないよね(笑)( *´艸`)翔さん手取り足取りされたらやなんだもんねぇか〜(*´∀｀)σ)))))*3ﾟ)もぉー主人公ちゃんの事大好きなんだからぁーー！！♪ (2019年2月22日 0時) (レス) id: 1b38e8b576 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» これは愛なのか何なのかw (2019年2月22日 0時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - 紫姫さん» ありがとぉ！なかなかみんな言えないままだろうなーっておもってあっちで報告した^ ^ 教えてよーって結構なるよねwそして紫姫のしょーさん愛が溢れてるもんね(//∇//) (2019年2月21日 23時) (レス) id: 9ae5b47bd8 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» まあ、私の中では一番書きやすい方だからw。 (2019年2月21日 20時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2018年2月13日 23時
