23 ページ23
「まぁ、とりあえず、乾杯ってことで」
と竹中が、俺のグラスに合わせると
北村さんも慌てて合わせ
「乾杯」
と話す。
俺は、そこにあるメニューを手に取り
開けてみるけれど
そこには、ドリンクしか書いていなかった
「あれ？これ、料理はどうなんてんの？」
「あぁ、ここね、会員制のレストランなんだって」
「会員制ｓ？」
「そう、志保ちゃんがここの会員で、月会費払ったら、その月は、何度来ても、
支払いはないんだよね」
・・・
「え？飲み物も？」
「はい・・・ここに置かれているものすべて。ただ・・・
お料理は、コースなんですけど、その日のメニューは、もう決まっていて、それ１コースのみなんです・・・」
「へぇ」
「あ、でも、毎日きても、大丈夫なように、お料理は毎日変わるんですよ・・・」
「へぇ、すごいね・・・赤字にならないのかな」
「はい、わたしもそう思ってたのですが、よく考えたら、
そんな毎日くるなんてこと、普通はないですもんね」
「北村さんは、月どれくらいくるの？」
「え？私ですか？」
あ・・・しまった、ちょっとプライベート踏み込みすぎたかな
一口、ビールを飲み、少し落ち着かせる
「私の場合、ほとんど、その営業の一環で、使うことが多いので
それでも、月２、３回ってところです。クライアントさんにも、好評なのと・・・
結果出費もおさえれますし・・・」
「へぇ、いいね、俺も会員なろうかな」
そういうと、
竹中が
「何？嫁さんに内緒でつかったり？」
「ばぁか、逆逆、嫁と使うんだよ・・・・お互い忙しいからさ、
週１でも、そんな日があればいいじゃん？」
そう言いながら、ビールを飲む
「ったくさ・・・ほんと、若い時は、翔がそんなやつだとは思わなったけどさ、
結構、嫁大事にしてるよなぁ
「は？あのさぁ、俺、結構一途よ」
「え？そうなんですか？」
北村さんが目を輝かせるけれど
できるだけ、俺はプライベートな話はよほど親しいやつ以外はしたくない
でも、竹中が
「だって、１０年くらい前？ほら、どこかでさ、野郎ばっかり飲んだ時に、
となりいた青学の子のグループの一人だろ？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1985人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
とも(プロフ) - 親になっても何年経っても二人きりになった時にはイチャイチャ出来るって素晴らしいな。翔さんの甘えてる姿もなんだか新鮮でニマニマしちゃった(笑) (2019年2月23日 11時) (
レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - あのショコラティエはエロいけども、チョコ作ってる時はエロくないよね(笑)( *´艸`)翔さん手取り足取りされたらやなんだもんねぇか〜(*´∀｀)σ)))))*3ﾟ)もぉー主人公ちゃんの事大好きなんだからぁーー！！♪ (2019年2月22日 0時) (レス) id: 1b38e8b576 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» これは愛なのか何なのかw (2019年2月22日 0時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - 紫姫さん» ありがとぉ！なかなかみんな言えないままだろうなーっておもってあっちで報告した^ ^ 教えてよーって結構なるよねwそして紫姫のしょーさん愛が溢れてるもんね(//∇//) (2019年2月21日 23時) (レス) id: 9ae5b47bd8 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» まあ、私の中では一番書きやすい方だからw。 (2019年2月21日 20時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫姫
| 作成日時：2018年2月13日 23時
