キス ページ37
なんで、笑ってしまったのかわからないけれど
なんとかなるって思ったんだ
「あ、やべっ、俺まじで行かなきゃ、
Aはさ、別にここに好きなだけいていいから」
そう言ってベッドから出る
「きゃっ」
と声をあげたA
あ、すっかり素っ裸だったの、忘れてたよ
「いいじゃん、別に、さっきま・・・」
言う前に、さっき投げつけた枕を、再び投げつけられる
そこには、小さい時からよく見ていたあの笑顔がそこにはあった
「ほら・・・ここにいると、笑えんじゃん・・・」
そういうと、また下をむいたA
「とりあえずさ、俺、もうシャワー浴びたらさ、行くから・・・って・・あ、そっか
」
俺は、寝室の奥の戸棚の奥から
マスターカードを取りだした
「これ・・・
出る時、鍵だけ閉めて、ほらこうやって、ピってかざすと、下のロビーの、もうひとつ前の
扉が開くから、
あ、ちなみに玄関出る時は、自動で鍵掛かるからね、気をつけて
俺さぁ、何度かカード持たずに、外でちゃってさ、大変だったんだよね」
そういって、カードを手渡す
「なんか、ホテルみたい」
「でしょ、でしょ、だから気をつけて」
「じゃあ、このカードそのあとどうしたらいい？」
俺は、顔を近づける
「持ってていいよ、それか、今度会う時返してくれてもいいし」
そういって、チュッとキスをする
「いつの間に、雅紀は、そんな策士になったの？」
とふふって笑う
俺は、もう１回キスをして
「ん〜？いつからだろうね、
それだけ大人になったのかな？」
と、さらにもう１回キスをする
あぁぁ、もう、いい加減にいかなきゃ
なごり惜しみながら、
Aから離れる
なんかさ・・・
これってさ
恋人同士みたいだよね・・・
そんな
最近忘れかけてた気持ちが
俺の心をとらえる
「あぁぁ、本当に行かなきゃ、Aはゆっくりしてて、
まぁ、俺んち何もないけどさ、今度来た時は、Aの好きなさ人生ゲームとかおいとく」
「人生ゲームって・・・」
「え？A好きだったじゃん、俺何回もつきあってあげたじゃん」
「え〜、私が雅紀につきあってあげたんじゃん」
俺は、立ち上がり、ニッコリ笑い
そして、
ベッドから降りた
「ねぇ、A・・また連絡するから、
今日はごめんね」
そう言って、
名残惜しむかのように、部屋を出た
いつものリビングなのに、いつもより、
日差しが多く明るく感じた
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紫姫(プロフ) - ぴらさん» ざ、王道、このまま突っ走っていこうかと思いながら、本人も「これ結末どうなる？」と少し不安でもありますｗｗｗ (2018年1月21日 18時) (
レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - かよさん» いつもありがとう、なんとか全てにおいて、続けていけそう (2018年1月21日 18時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
ぴら(プロフ) - ザ王道どんと来い！大好物！更新楽しみにしてるね！紫姫ちゃんにだれか時間をー！笑 (2018年1月19日 22時) (レス) id: 136dc36140 (このIDを非表示/違反報告)
かよ(プロフ) - 姫ちゃんこんばんは☆主人公ちゃんが相葉ちゃんに助け求める事できてよかったって思います！何があったのかどきどきです！明日からお仕事なんですね！姫ちゃん旦那様のご実家でも色々家事とか頑張られててすごいです！ゆっくり休めるといいなぁ。明日からもfightです☆ (2018年1月3日 19時) (レス) id: 636ea2fbee (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - shocolaさん» うん、ずーっとついてきて♪ (2017年12月6日 8時) (レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2017年9月18日 18時
