その日は （臨月） ページ16
そして、その日は、突然やってきた・・・
その日は、40年ぶりに雨が連日降り続いていたのに、
その日の朝だけは、曇りがちの空から、少しだけ太陽の光が差し込んでいた
いつもと変わらず、朝、Aにやさしく揺すり起こされ、
この連続続いてる、曇天の空に少しだけ嫌気がさしていた中でも、
この優しい揺れが心地よくて、
寝室のドアの向こうから、トーストが焼ける香りと、
コーヒーの香ばしい香り
俺はしばらく、目を開けられずにいた・・・
A「翔くん？起きて？
今日は、10時に打ち合わせだよね・・・」
そして・・・
この優しい声に幸せを感じて・・・
ぐふぇっ
翔「えっ」
突然の背中の重みに、
思わず、変な声が出てしまう
龍「パパ、朝や、起きや」
と、俺の背中を馬乗りに乗っかってきた龍
・・・
・・・
そう、これが、その日の朝の出来事、
いつもと変わらない朝だ
翔「わかった、わかったって・・・
りょう、おまえ、もうちょっと、手加減ってこと考えろよ・・・」
そういって、俺は、龍を乗っけってた背中をそのまま寝がえりをうつ
龍「うわあ・・」
そういって、ベッドにコロンとひっくり返った龍
翔「ったく、重てぇんだよ・・・」
そう言って、ひっくり返った龍をつついてやる
先月、俺らを揺るがした、あの事件から1カ月。
俺らの中で、少しだけさらに、家族という枠が固まった気がする。
A「りょう？ほら、パパ連れてきて、ご飯食べよ？」
そういって、Aはベッドから離れようとしたから、
俺は、その手をひっぱり、
翔「A？。ほら、おほようは？」
と、言うと、
真っ赤な顔をして
A「・・・もう」
と、膨れる
龍「はいはい、ほら、俺のことはいいから、早くして、チューやろ、チュー」
そういって、ややあきれ顔の龍をよそ眼に、俺は、Aに、
挨拶程度に軽くキスをする
俺は、龍の前でも、こうやって、スキンシップを堂々と取っている。
最初は・・・いや、今でも、Aは恥ずかしそうにしてるけど、
夫婦たるもの、子どもの前で仲良くしてるのが、
きっとその子の心を豊かにしてくれると思うと、
Aにもそう告げている。
これが、まさに、櫻井家の子育てその１
いやね、本当、俺はそう思うんだよ、
やっぱね、両親が仲睦まじく、いることって、大切だと思うんだ、
もちろん、それは、演技だと意味はない。
心の底から・・・・ね
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紫姫(プロフ) - あいうえとさん» ご指摘ありがとうございます。 (2017年9月19日 17時) (
レス) id: e9c302e907 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえと - 句読点多すぎて読みにくい (2017年9月19日 16時) (レス) id: d8fce1903a (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆめさん» いつも、ありがとうございます。天ちゃんに奮闘するパパ翔・・・のリクエスト多いですｗ嬉しですね、本当、描いていて、よかったって思います。この作品は、私の中でも書きやすい作品なので、時間ができれば、戻ってこれたらと思ってます。 (2017年9月18日 18時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ことぶきさん» あははは、ANGELの杏樹みたいな小悪魔になりそうですね、確かにｗｗｗ本当、いつも、応援いただいて、ありがとうございます。次回、また、ぜひ、ごひいきくだされば、紫姫幸いでございますｗなにとぞ、よろしくお願いいたします (2017年9月18日 18時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 瑠那さん» いつも応援ありがとうございます。たぶん、翔くんの子育て奮闘記だけでも、十分１章お話が描けそうですｗじつは、リクエストも多いので、また、描いてみたいな・・とは思ってます、だって気になりますよね・・・櫻井家ｗ (2017年9月18日 18時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2017年7月12日 13時
