月（SHIGEAKI） ページ27
店の入口から、路地まで、少し細い道を歩く
足元の砂利が
龍を抱いて少しバランスを保ち踏みしめて歩く
すると、目の前に、見覚えのある
、人陰
え・・・
うそだろ？
シ「・・・あ」
思わず、砂利に足を取られて、バランスを崩しそうになる
それを、グッと力を入れて、踏ん張ると
突然力をいれたせいで
俺の肩に顔をうずめていた龍が動く
龍「はよ・・・ございます」
と、寝ぼけながら、挨拶をした
そして、
俺の耳元で
龍「あ・・・パパ・・」と
言いながら、上半身を手を伸ばし、翔さんに向かって体を預けた
せっかく踏ん張ってたのに、また、バランスが崩れる
その瞬間、翔さんが、龍を抱きとめる
龍「パパ・・・ぉかえりぃ・・・」
まだ、半分寝ぼけてる龍
すると、すかさず、
翔「おぉ、りょう、ただいま、おうち帰ろうな・・・」
と言うと
龍も
龍「うん・・・おうち・・・帰・・・ゆ」と
その一言だけ言って、目を閉じた
そして、よいしょっと、龍を抱きかえ、
俺に
翔「シゲ、遅くに迷惑けて悪かったな、こいつら、俺が連れて帰っから」
と、そういい、先に歩きだした
そして、振りかえり、
翔「ほら、A、帰るよ」と声をかける
戸惑った様子のAが俺をみる
翔さんは、本当にAのこと、好きなんだろうな
と、何も聞かなくても、わかる、この行動に
俺は、
思わず、笑みを浮かべて、
早く行けって、あごで支持する
Aも、幸せそうな顔をして、にっこり笑うと
先に歩き出した翔さんを追い変えて、その距離を縮めながら、
駆け寄っていくA
なんだ・・・
心配しなくても、Aは幸せそうじゃん、
たぶん、今の翔さんなら、
りょうのこと、ちゃんと話しても受け止めてくれるんじゃないかな
なんだよ、心配して損したじゃねぇかよ
きっと、あとは、神様が２人の納得できる結果に導いてくれるはず
その時、俺は、思いっきり祝福してやろう
この苦しかった７年分を、心に思いながら
シ「翔さん、お疲れ様でした」
と、背中越しに、声をかけ
深く頭を下げた
翔さんは、振り向かなかったけど・・・・
俺の中で、重かった荷物を、ようやく、離すことができた
はぁ。
俺は、ゆっくり、伸びをして、空を見上げた
都会の真ん中の隠れ家のようなここの路地裏からでも
今日は、月が綺麗だった
俺も・・久しぶりに、ちゃんとした恋がしたくなったわ
ははは
思わず、笑いがこみ上げた
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紫姫(プロフ) - shocolaさん» 首になる子が週４もシフトに入れてもらわないから、大丈夫、自身もちなってｗｗｗ、でも、まぁいろいろあるよね・・・うんわかるよ (2017年6月22日 12時) (
レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - すりおろし梨。さん» あはっ、行っちゃいました♪どうなる？お二人さ〜ん (2017年6月22日 12時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
shocola(プロフ) - 紫姫さん» 期待とかやないよ…半分首になるかもレベルだよ？？！…やばたんやん。いろんなことが。 (2017年6月22日 0時) (レス) id: 9653387dc9 (このIDを非表示/違反報告)
すりおろし梨。(プロフ) - あら。いっちゃった。見てしまう？ 会う方がまだマシよな。 見てしまうのは ヤバいよね。 (2017年6月22日 0時) (レス) id: c42c4ca209 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - フミちゃんさん» 支配人……やらかしましたwwwさて、どうなることやら、次回こうご期待←ありゃ自分でハードルあげちゃいました (2017年6月21日 22時) (レス) id: e9c302e907 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2017年4月28日 8時
