許せなかった（SIGEAKI） ページ18
透明なベッドの頭のところに、ブルーの紙に名前が書いてある
「加藤baby」の横に「龍くん」と添えてあった
シ「りゅう？」
A「うん、漢字はね、「りゅう」だけど、読み方は「りょう」
坂本龍馬のりょう・・・シゲアキの「成亮」みたいな感じでしょ」
シ「そうだね・・・りょう君か・・・」
A「抱っこしてみる？」
シ「え？いいよ、俺ムリだわ。」
A「してあげて？
この子、私しか抱っこしてあげれないからさ・・・」
シ「いいの？俺でさ、落としてもしらねぇぞ」
A「ヤダ、落とさないでよ、私の宝物なんだから」
俺は、ゆっくり、龍を手にとった
思った以上に、重くて・・・でも儚くて
小さいのに、ちゃんと存在感はあって
そして、
何より、この透き通るような丸い目が、
俺を見つめている
どうして、Aが、
東京ではなく、全てを捨てて、ここ大阪で、龍を産んだのかわかった
シ「翔さん・・・だね・・・この子の父親」
俺は、Aの顔を見ずにそう、つぶやいた・・・
そして、
いろんな感情が、俺を渦巻いた
俺は、この事務所に履歴書を送ったのが小学４年生のとき・・・
でも、実際、声をかけられたのは、小学６年
そのときは、大阪でなく、東京にいて、中学受験を控えていた
事務所に入所して早々の休部
この期間が、俺に取ったら、足かせになった
周りのジュニアの子たちからは、白い目で見られ、事務所からもほとんど相手にすらされなくなった
それでも、俺は、くらいついて、学校と、事務所と往復しながら、
事務所に認められたくて、努力した
その努力した甲斐があってか
社長が、俺に、当時慶応に通っていた翔さんを紹介してくれた
両立してるパイオニア的存在だった
翔さんは、俺を、本当の弟のように可愛がってくれた
Aと同じ年だったせいか、俺も、兄貴のようにしたったし、
当時の翔さんが、学校と事務所を、とんでもないスケジュールでこなしてるのを見て
俺も、同じように努力した
その・・・
その翔さんが？
龍の父親なのか・・・
Aがこんなに苦労してるのに？
翔さん？
どういうこと？
そもそも２人が付き合ってたすら、俺は知らなかったし
全てがショックだった・・・
A「・・・違うよ・・・櫻井さんじゃないよ」
ほらね、俺の姉貴は、嘘がつくのが下手なんだ
シ「俺・・・言うわ」
え？と、Aの瞳の瞳孔が開いた・・・
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紫姫(プロフ) - shocolaさん» 首になる子が週４もシフトに入れてもらわないから、大丈夫、自身もちなってｗｗｗ、でも、まぁいろいろあるよね・・・うんわかるよ (2017年6月22日 12時) (
レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - すりおろし梨。さん» あはっ、行っちゃいました♪どうなる？お二人さ〜ん (2017年6月22日 12時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
shocola(プロフ) - 紫姫さん» 期待とかやないよ…半分首になるかもレベルだよ？？！…やばたんやん。いろんなことが。 (2017年6月22日 0時) (レス) id: 9653387dc9 (このIDを非表示/違反報告)
すりおろし梨。(プロフ) - あら。いっちゃった。見てしまう？ 会う方がまだマシよな。 見てしまうのは ヤバいよね。 (2017年6月22日 0時) (レス) id: c42c4ca209 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - フミちゃんさん» 支配人……やらかしましたwwwさて、どうなることやら、次回こうご期待←ありゃ自分でハードルあげちゃいました (2017年6月21日 22時) (レス) id: e9c302e907 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2017年4月28日 8時
