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「えっと、その・・・」
「覚えてないの？
あんなに絡んできといて」
「え？」
「寂しいのぉって、私だって結婚したかった〜って
俺も帰国して疲れてるって言ったんですけどね
だから、あの時ついてくれば良かったのよ
いつから肉食系に転換したのよ」
・・・
「え？ここどこ？」
「ビジネスホテル」
「は？」
「ここ、会社が用意してくれた俺の滞在先
あいにく、日本では家が無いもんで
あ、ちなみにシンガポールでは豪邸よ、タワマン、タワマン」
「え・・・雅紀は？」
「あぁ。あの人？
なんかさぁ、最後まで俺がAを送るからって
言って聞かなかったんだけどさ、
オッサンも寝てしまった訳ね
で、オッサンち、俺知らないし。
仕方ない、相葉さんはオッサン頼みます
俺はこいつをどうにかしますって連れて帰ってきたわけ」
「連れてって、これじゃあ連れ込みじゃないっ」
「何を人聞き悪い
俺は聞きましたよ、おうちどこですか？って
前住んでた家じゃないし」
「あ・・・そう
和と別れたあと、引き払った」
「そこ訂正ね、別れてませんから
で、俺もまさかあなた路上に放置するわけにいかず
しかもあなた
寂しいんですぅばかりで、抱きついてきて、離れないから
私もしょうがなく
そう、しょうがなくだよ。
俺のこの部屋に連れてきたわけよ」
「・・・」
「っで、この状態」
見りゃわかる
うん・・・
たぶん、そう言うことだ
うん、私もオトナだし
うん、これくらいの事・・・
これくらいの事・・・
って・・・
良くなぁぁぁいっ
「えっと、その
えっと、あれ？」
「何だよ、少しは落ち着きなさいよ
ほら・・・」
そう言って私をゆっくりと
お互いそのままの状態で
抱きしめる
・・・
神様
お願い、
これは何かの間違いだと言ってほしい
「とりあえず、
もう少し寝かせて・・・
時差ボケが」
「・・・って
時差ボケになる距離じゃないし」
「じゃあ、何？はっきり言った方がいい？
昨晩は、あーんなことやこーんなことを
何回も・・・」
私が思わず和の口を手で押さえる
「言わなくていい
わかった、わかってるから
っつ・・・痛」
私はこめかみを抑える
「そりゃ、あなた
あれだけ飲んだら、頭も痛くなるわ
ほら、寝て」
そう言って私をさらにギュッと抱きしめる
香る懐かしい香り
「和・・・私、とりあえず帰るから
離して」
「ヤダ」
「ヤダじゃなくて。
帰ってシャワー浴びたい」
「浴びたらいいじゃん、そこ」
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yashuchar1031(プロフ) - 紫姫さん» ぶふっw ちょいちょい出てくる過去の恋愛話にパンチありますもんねww (2021年4月6日 0時) (
レス) id: 4cc73d8fe3 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - 紫姫さん» ありがとうございます(T ^ T)今しかできないこと。頑張ろうと思います！紫姫先生の言葉を見て、元気になりました！今日からまた頑張ります！紫姫先生の小説にいつも元気もらってます。どうか無理をしないで、元気で健康でいてほしいです。 (2021年4月5日 20時) (レス) id: d2356e5600 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ともさん» どうやら、侍スイッチがそこにあるみたいｗ (2021年4月5日 16時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 結愛さん» 今、やりたいことを一生懸命やるのが一番だと思う。今は選択肢もたくさんあるし、例え間違っていてもいくらでも修正が聞くから。私の年代になると選択肢も狭まるし、時間も限られてくる、だから子供たちにもよく言ってるの「やりたいことは今」ってｗ (2021年4月5日 16時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆめさん» あはは、実は書いてる方も結構楽しかったりします。自分で書きながら、笑ってる時ありますｗ (2021年4月5日 16時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2020年11月26日 17時
