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呼吸ができない
それくらい激しいキス
そのうち、部長は私の口をこじ開け
侵入してくる
それに絡ませて答える私
何？
これって、もしかして
私は部長の胸元をとんと押し
この行為を中断させる
乱れる呼吸を接近している部長の目を見ながら
整える
「あの、昨日は嘘をついてすみません」
「・・・」
「あの店員とできてんの？」
「まさか」
「嘘つくわ、キスしてるわ」
「キス？」
「してただろ、俺が行った時」
私が宙を見る
ん？したっけ？
いや、どう考えてもしてないし
「してないです」
「嘘つけ」
「いや、ほんと」
私があまりにも素っ頓狂な顔をしていたのが
功を奏したのか
「だって、彼とはそんな関係じゃないですし」
「でも嘘はついた」
「あぁ。それは・・・」
「ほらみろ、俺にやましいことがあるからだろ？」
「いえ、違います」
「じゃあ、どうして？」
どうしてだろう・・・
なぜ、私は部長に嘘をついたんだろう
「わかりません」
「は？
わかりません？」
「はい、だって、本当にわかんないんです」
「やましいことがあるから、嘘をつくんだろうが」
「そうですね、強いてやましいことと言えば
たぶん、オムライス」
・・・そうだ
オムライスだ
「オムライスです」
「は？」
部長が眉間にしわが寄る
「あぁ、彼が作るオムライスが美味しくて
あの時を逃すといつ食べさせてくれるかわからなくて」
「あぁ、それで俺との食事を天秤にかけて
オムライスをとったと」
そうだ、そう言うことだ
私の頭の中がぱぁと晴れる
「はいっ、そういうことですね
あースッキリした
なんだなんだ、そういうことだ
私、オムライス食べたかったんだ」
・・・
目の前には部長の怪訝そうな顔
「あ・・すみません」
明らかに不機嫌だ
「あ、じゃあ今度潤くんに頼んでおきます
部長の分のオムライス作ってって」
「潤くん・・・」
「はいっ、彼の名前です。
俺松本、松本潤くんです」
「どうでもいいわ」
「えっと」
部長の腕の中のままの私
「あの・・部長？
要件ってこれですか」
「これ以外何かあるとでも？」
「いえ」
仕事で何かしでかしたのかと思って
ドキドキして損した
てか違う意味でドキドキしたけど
思わずため息がでる
「何？そのため息」
「あ、いや、さっきフロアに社長が来たので」
「社長が？」
「それで、大野課長や和と
何かあったんじゃないかて言ってたところに
これだったんで、てっきり私が何かしたかと」
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yashuchar1031(プロフ) - 紫姫さん» ぶふっw ちょいちょい出てくる過去の恋愛話にパンチありますもんねww (2021年4月6日 0時) (
レス) id: 4cc73d8fe3 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - 紫姫さん» ありがとうございます(T ^ T)今しかできないこと。頑張ろうと思います！紫姫先生の言葉を見て、元気になりました！今日からまた頑張ります！紫姫先生の小説にいつも元気もらってます。どうか無理をしないで、元気で健康でいてほしいです。 (2021年4月5日 20時) (レス) id: d2356e5600 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ともさん» どうやら、侍スイッチがそこにあるみたいｗ (2021年4月5日 16時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 結愛さん» 今、やりたいことを一生懸命やるのが一番だと思う。今は選択肢もたくさんあるし、例え間違っていてもいくらでも修正が聞くから。私の年代になると選択肢も狭まるし、時間も限られてくる、だから子供たちにもよく言ってるの「やりたいことは今」ってｗ (2021年4月5日 16時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆめさん» あはは、実は書いてる方も結構楽しかったりします。自分で書きながら、笑ってる時ありますｗ (2021年4月5日 16時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2020年11月26日 17時
