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・・・
「あぁ、人事考課の時にきみの成績をみさせていただいたからね」
そう言って笑った
あぁ。確かに、え？
人事考課って会長まで見るの？
「会長・・・その。
何か用事でしょうか？」
そもそも、会長がこんな営業フロアに降りてくることはまずない
「用事でないと、他のフロアに行ってはいけないのかい？」
「いえっ、滅相もございませんっ」
「それは良かった。じゃあ、少しお邪魔させてもらうよ
えっと・今井さん？」
「はいっ。」
「今井さんは・・・今からでかけるのかな？」
「あ、はい会議があるので先にセッティングをしておこうかと」
「ほう」
私・・・こんなに長い時間この会社いながら、会長と話したのは初めてかも
「では失礼します」
と深々と頭を下げた
ミーティングルームに行くと、
和と大野課長が、お互いにつつきあっていた
コホンと咳払いすると
和の指が大野課長の頬に突き刺さった状態で止まった
「あのさ、その状態でいたら
いろいろと面倒なこと考えてしまうから」
そう言うと
「いろんなって？」
「いろんないろんなよ」
「あーんなことや、こーんなこと？」
「そそって
とりあえず、会議始めましょ、課長
さっきフロアに社長も来てましたし」
そういうと
二人はゆっくり離れて
「会長？」
と声をそろえた
「そうです。私初めてお話しました」
「そういえば、話たことないな・・・
雲の上の存在だもんなぁ」
そう、確かに
役職となると雲の上の存在
「そうですよね、私たちのような
一般階級庶民とは中々お近づきにはなれない」
そういうと
大笑いし始めた大野課長
「確かに、あははは」
「でもさ、どうして俺らのフロアに？」
真面目な顔でそう話した和
「さぁ、少しお邪魔させてもらおうかなって」
「俺らの部じゃなさそうだよな」
「どうして？」
「俺らの部は健全で真面目だからなぁオッサン」
そう言ってまた和は大野課長をつつきだし
それにあわせて
「あんっ、うん、あはっ」
と声をあげる大野課長
「・・・いや
寧ろ、これが問題なんじゃ・・」
「んなわけねぇだろ、でもまぁ、何かあったのは確かだ」
そう言って、いつもミーティングルームで部長が座る
椅子を見た
「・・・まさか？」
「まさか？」
「だって、朝からほかの部で会議って」
嘘
すると大野課長が
「いや、もしかして、俺ら昨日・・・」
「何かしたんですか？」
私が二人を見ると
「いや、それが・・」
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yashuchar1031(プロフ) - 紫姫さん» ぶふっw ちょいちょい出てくる過去の恋愛話にパンチありますもんねww (2021年4月6日 0時) (
レス) id: 4cc73d8fe3 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - 紫姫さん» ありがとうございます(T ^ T)今しかできないこと。頑張ろうと思います！紫姫先生の言葉を見て、元気になりました！今日からまた頑張ります！紫姫先生の小説にいつも元気もらってます。どうか無理をしないで、元気で健康でいてほしいです。 (2021年4月5日 20時) (レス) id: d2356e5600 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ともさん» どうやら、侍スイッチがそこにあるみたいｗ (2021年4月5日 16時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 結愛さん» 今、やりたいことを一生懸命やるのが一番だと思う。今は選択肢もたくさんあるし、例え間違っていてもいくらでも修正が聞くから。私の年代になると選択肢も狭まるし、時間も限られてくる、だから子供たちにもよく言ってるの「やりたいことは今」ってｗ (2021年4月5日 16時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆめさん» あはは、実は書いてる方も結構楽しかったりします。自分で書きながら、笑ってる時ありますｗ (2021年4月5日 16時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2020年11月26日 17時
