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「もうA、和くんにアーンしてあげたいときは、
もっと甘く言ってね」
突っ込まれたキュウリを食べ切った和が私を見て
ニヤリと笑う
「あと・・・もう隠しても無駄だと思うから
二宮くんって呼ばなくても、いつもみたいに
『ん〜、かずぅ、いっちゃうぅ』でいいから」
「はい？？？
ほんと、バカじゃないの？
今度言ったら、水ぶっかけるから」
「おっと。そんなことされたら、
和くんここで脱いじゃうから」
「どうぞ
そんなことしたら公然わいせつ罪で
捕まえて貰うのと、
セクハラで会社に訴えるから」
そう言ってふふんと笑ってやる
すると、大野課長が
「あいかわらず、仲いいねぇ、
でも付き合ってたなんて知らなかったよ」
「付き合ってません」
私がそう言うと
雅紀が
「えぇ、ほんと？ほんとにつきあってないの？」
「つきあってません。
二宮くんのただの過激な妄想です」
「妄想なわけないでしょうが」
そう言って、掘りごたつの中で
私の足に軽く触れてきた和
私が思わず和の方を見ると
また、嘘くさい笑顔で返す
「妄想だよ・・・
あぁぁもう、
これ以上誤解されたくないから言うけど」
そう言って
目の前の雅紀に向かって話す
「確かに、3年前私たちは付き合ってました」
「そして、今もつきあってます」
そう言って、和は私の足を軽く蹴った
「つきあってませんっ。」
そのやり取りを
ケタケタと笑う大野課長
「ねぇねぇどうして、二人の間で食い違いがあるの？」
「それは・・」
私が言いかけたとき
「簡単だよ、俺らの間に別れ話が出てないから」
「いや・・でも雅紀聞いて
違うの
そもそも、シンガポールに行ってから、
一度も連絡なかったのよ、ありうる？普通？
自然消滅したって思うのが普通じゃない？」
「確かに・・・そうだな
うん、ニノ、これは別れてるって思われても仕方ないよ」
「いや、でも俺は、シンガポールに行く前に
Aに聞いたよ
一緒に来る？って、でも、この人、日本で残って仕事したそうだったから
じゃあ、俺が帰国したらでいっかって」
「え？それってニノ、プロポーズじゃん」
「そうよ、プロポーズしたのよ
そしたら、この人『わかった』って言ったからね」
・・・
・・・
私は、セセリポン酢を再度口に入れ
遠い過去を思い出す
・・・
・・・
確かに
うん、確かにそんなこと言った気がする
「え・・」
いや、でもちょっと待て
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yashuchar1031(プロフ) - 紫姫さん» ぶふっw ちょいちょい出てくる過去の恋愛話にパンチありますもんねww (2021年4月6日 0時) (
レス) id: 4cc73d8fe3 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - 紫姫さん» ありがとうございます(T ^ T)今しかできないこと。頑張ろうと思います！紫姫先生の言葉を見て、元気になりました！今日からまた頑張ります！紫姫先生の小説にいつも元気もらってます。どうか無理をしないで、元気で健康でいてほしいです。 (2021年4月5日 20時) (レス) id: d2356e5600 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ともさん» どうやら、侍スイッチがそこにあるみたいｗ (2021年4月5日 16時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 結愛さん» 今、やりたいことを一生懸命やるのが一番だと思う。今は選択肢もたくさんあるし、例え間違っていてもいくらでも修正が聞くから。私の年代になると選択肢も狭まるし、時間も限られてくる、だから子供たちにもよく言ってるの「やりたいことは今」ってｗ (2021年4月5日 16時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆめさん» あはは、実は書いてる方も結構楽しかったりします。自分で書きながら、笑ってる時ありますｗ (2021年4月5日 16時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2020年11月26日 17時
