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そこから、ものの１０分もしないうちに、
車は止まった到着する。
まだ、目的地前、
そこからでもすでに観光客が意外と多くて驚く
「あー、今日は、また一段と、人が多いなぁ」
そう言って、車を降りた翔さん。
私もそれに続いて
遅れないように、慌てて車をおりた。
そして、私の方へ、翔さんがが歩いてくると
「ここから、少し、だけ山あがるから」と
今度は、何も言わず、
私の手をとった
それが、あまりにも自然で、私はおもわず
嬉しさを顔にだしてしまい、
慌てて、気づかれないように唇を噛んだ
「たぶん、この時間だと間に合いそうだ」
そう言った翔さんに、
「何がですか？」
と歩きながら、翔さんの横顔を見る
「内緒、着いたらわかるよ・・・」
と、ここでも歩きにくい石畳の歩道を、登っていく。
でもすでに、林の間から、
城壁らしきものが見えていたので、
翔さんは、そこに連れて行ってくれているんだと
期待はしていた
「ここもお城ですか？？」
さっき見かけた。黄色と赤のまるで、テーマパークのような城と違い
目の前に見えてきたのは
そう、如いて言うなれば、万里の長城を彷彿させるような
そんな石が積み重なってできただけの建造物だった
でも逆にそれが、さっきと打って変わって、妙にリアルに感じている
「あぁ、正確に言えば、城跡あってところかな・・・
ムーアの城跡」
「ムーアの城跡？なんか宇宙人がでてきそう」
私がそういうと
横で、クスっと笑った翔さん
そう言うと
「ははっ、ムーア人知らないの？」
「なんとなく聞いた記憶が・・・」
「世界史で習ったろ？」
「そんな気が・・・あ・・
言い訳かもしれませんが、
私は、日本史専攻だったんです」
そう言うと
「ははっ、本当に言いわけだな」
と、私を見て笑った。
「ムーア人・・・」
「きいたことない？、カスティーリャ王国時代の話」
「・・・なんとなく、」
そう、話ながら、その石畳の上を、歩いて行く、
「そうだなぁ、日本史で言えば・・・
『白紙に戻そう遣唐使』ぐらいの時代だよ」
「なんですか？それ」
思わず、私も笑ってしまう
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紫姫(プロフ) - まーちゃんさん» こーなりました・・・あは。それが、紫姫わーーーーるど♪ (2019年6月5日 23時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - あやさん» ドキドキにへにへしながらｗいつもありがとうございます。ちょっと拗らせてみましたｗｗｗ (2019年6月5日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆめさん» 少しスパイス投入してみました。ここから、ラストまで、楽しんでいただけたらと思います。 (2019年6月5日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん(プロフ) - きゃーーー！ついに進展ですね！どうなるの？翔さんなんて言うの？気になります！！次回も楽しみにまってます。 (2019年6月5日 20時) (レス) id: 8fb0672773 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 毎回ドキドキにへにへしながら拝見させていただいています。いいなぁ… (2019年6月5日 4時) (レス) id: 0f8d7fa212 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年5月17日 0時
