楽しい時間は早々に過ぎ去りゆく運命なのであるが、いやはや何とも寂しいという気持ちを抑えるのは難しく(訳)「楽しかったのにすぐ終わってしまった。此のイライラはリンタロウにぶつけてやろう」 ページ9
あっという間に二時間も過ぎていった。
その頃探偵社では・・・
「国木田〜、此の名探偵の乱歩さんがAに拒否されることがあっていいと思うか〜？」
「よくないんじゃないですか。賢治、この依頼、敦と行ってきてくれ」
「はい、わかりました！ 敦さん、お仕事頑張りましょうね」
「うん、頑張ろうね、賢治君」
「僕を雑に扱うな！太宰！マフィアの芥川に事件を起こすように言ってこい！」
「無茶言わないでくださいよー。国木田くーん、私は入水してきていいかい?」
「いいわけないだろうが莫迦者が！ そんなに死にたいのなら、俺が殺してやる」
「えー、私は美女との心中が夢なの〜。国木田君に殺されてもちっとも嬉しくないよ」
「なんだと！」
「さっきから五月蝿いよ二人とも。そんなんだから、乱歩さんもAにおいていかれるんだよ」
「だって〜、Aのこと好きだもん。社長に負けないかっこよさなのに！」
「社長に負けないかっこよさなわけないじゃないかｲ。社長はもっと落ち着いていて大人だよ」
「むー」
甘味処では・・・
『それでね、リンタロウが‥』
prr prrrrr
『リンタロウがね』
ｐｒｒｒｒ
「電話じゃないのか？」
『・・・』
ピッ
≪Aちゃん！！まだ帰ってこないの？早く帰ってきてよ〜。もうすぐ任務だよ！≫
『あー、ハイハイ。中也に行かせといて』
≪駄目だよ！来ないと、今月のお給料減らすからね！≫
『大人げない』
≪じゃあね！≫
ピッ
「・・帰るか」
『うわーん、諭吉おじさんともっと一緒にいたいよ〜』
「またすぐ会える。送ってやるから、帰ろう」
『うん・・・』
だがそこに止まる黒塗りの高級車
「送ってやれないみたいだ。済まない」
『リンタロウ、殺す』
「A様、此処から任務の場所まで直行せよとの首領の命。お迎えに参りました」
『いや、服が』
そう。Aはいま、任務時の服装ではなく、私服なのだ。
「首領がこうなることを見越して、服をA様のお部屋からお持ちになってらっしゃいましたよ」
『・・・部屋に入ったの？あの中年親父』(殺気)
「ひいっ」
「其処までにしておいてやれA。彼等も仕事なんだろう」
『はーい。じゃあね諭吉おじさん。またすぐ行くよ』
「嗚呼、待っている。次は、乱歩や太宰にも構ってやれ」
『解った！』
任務なんか嫌いだ！！→←諭吉さんとデート だとっ！もう私、死んでもいい
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怪盗MOON - らんぽさぁぁぁぁぁぁぁぁぁん！？ (2020年1月8日 16時) (
レス) id: f4a01fc3d7 (このIDを非表示/違反報告)
なすび(プロフ) - 江羅古九さん» わかりますね・・・。 授業中にふと窓を見たら浮いている幹部様 (2019年4月4日 21時) (レス) id: 7f7fe23c11 (このIDを非表示/違反報告)
江羅古九 - はあ。中原中也……学校に来てください。出来れば、窓から。 (2019年4月2日 11時) (レス) id: 0bf8db909c (このIDを非表示/違反報告)
なすび(プロフ) - からうりさん» 私も来てほしいいいいいいいい・・・・ (2018年12月29日 17時) (レス) id: 5cd55af429 (このIDを非表示/違反報告)
からうり - あああああああああ……新旧双黒よ…私の学校にも来ておくれ… (2018年12月28日 22時) (レス) id: f4de6f3b30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なすび | 作成日時：2018年8月5日 21時
