明るく楽しく元気よく！！なマフィアですが、一寸キレるそうです (文豪ストレイドッグス)

転校生が来て三日後に新しい転校生が来るのっておかしくない？ ページ42

翌朝



『イーキーターク―ナーイ』


　 絶賛登校拒否中


「俺も行ってやるから、な？」

　 君がいるから行きたくないんだよ

「僕も行く故、Aさんがいないと心細い」


　 あああ！龍くん。 そんな捨てられた仔犬みたいな目で見ないで！ 犬嫌いなんでしょ？

『龍くん、それは反則だよ。 ああああああああああもう！ 行けばいいんでしょ、行けば！』

「おう、行けばいいんだよ」

『お前一寸黙ってろ』

「Aさん、行きましょう」

『うん！』

　いやあ、樋口君が龍君にメロメロなのもわかるよね。 可愛いもん

「俺の扱い」

『ちびは黙って後ろついてこい』

「」

　 ところでさ

『転校三日後にまた新しい転校生が来るのはおかしくない？』

「タイトルでも言ってたじゃねえか。 どんだけ好きなんだ」

『好きじゃねえよボケ。 後メタいわ。 いやあ、何で私の部下は使えない人ばっかりかな』

「誰が手前の部下だ！」

『え？ リンタロウ以外の全員だけど』

「知ってるわ。 正論かましてくんなよ」

「僕も、使えない部下ですか？」

『龍くんは優秀だね。 私なんてすぐに抜かされちゃいそう』

「俺の扱いなんだよ。 俺師匠だぞ！」

『私上司だぞ！』

「僕は太宰さんの元部下だ！」

「俺太宰の相棒だぞ！」

『元をつけろ！ 私治の・・・治の』

「ないじゃねえか」

『好きな人だぞ！』

「「・・・・・・」」


『な、なに、その目は』

「普通そういうのってヒロインは気が付かないで後で告白されて驚くやつだよな」

「気が付いてたとしても自分で言いません」


『二人して何！ お前らなんか知らない！ 今日はもう行かない！』


　 ボフッ

「あ、布団にくるまってミイラ化した」

「仕方がない、羅生門 ひｇ」

『それ反則』


　 駄目だよ。 Aさん死んじゃうよ？ 殺しにかかってたよね、その目

　 彼岸桜って言おうとしてたよね？ めった刺しやん 私さようならやん

あーはいはい、わかったよ！　　面倒くさいんだね、私もだよ!→←本部にて

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