明るく楽しく元気よく！！なマフィアですが、一寸キレるそうです (文豪ストレイドッグス)

いじめの程度が低すぎてワロタ ページ34

とりま、教室戻りますかね

　 ガラガラ ボフッ

『ゲホッゲホ な、何？』

　 扉を開けた途端、何かが上から落ちてきた。 粉っぽいし、視界が白い

『ちょー、く？』

　 マジかよ、黒板消しが降ってきた

　親方、空から黒板消しが！

『な、なんで』

「何でだァ？ 決まってんだろ、手前が山本を傷つけたからだよ」

　またお前か吉田

『わ、私はやってないって言ってるじゃない！ むつみちゃんは？』

　さっきから姿が見えない

「ちょっと、Aちゃんが山本さんを刺したなんて証拠はないでしょ！

　 大丈夫？ Aちゃん。 山本さんなら保健室だよ」

　 保健室か え？ 先生に伝わってるってこと？

『先生は？』

「山本さんに話を聞いてる。 Aちゃんは戻ってから聞くって」

『そっか』

「鈴木！ 何殺人鬼と喋ってるんだよ！」

　 殺人鬼？ 私のことだったりする？

「一寸、辞めなさいよ！」

「うるせえよ、眼鏡ブス。 手前は黙ってろ、んであわよくば死ね」

　 朱莉さんのこと、ブスって言った？ 死ねって言った？

手前らのほうがよっぽどブスだろうが！ 朱莉さんなんて女神だよ、女神！

『朱莉さんのこと、そんな風に言わないで。 吉田君、だっけ？ 私のことはどうにでもしていいけど、朱莉さんを傷つけるのは許さない』

「Aちゃん・・・」

こんなやつら、塵以下だ。 ボキャブラリーは小学生以下だし

「ッ黙ってろよ」

　ドガッ

　 蹴られた。 痛くはないけど、蹴られた。 どうでもいいけど蹴られた

　蹴られたことよりショックなのは、スカート捲れてパンツ丸見えなこと

『許さない』

　君たちの分際で、私のパンツを見ようだなんて！

「許さねえのはこっちだよ」

クラスの朱莉さんを除いた女の子たちの右胸が光っている。 成程、異能に掛かっている子たちはこんなにも。 吉田は光ってない。 へえ、自分の意思でやってるんだ。
遂には女の子たちも手を出してきた。 朱莉さんは必死に止めようとしているが、如何にもなっていない。

まあ、女の子より男のほうが力はあるからダメージは食らうけど。 うーん、そろそろ痛い

『辞めて』

「山本の痛みはこんなんじゃねえよ」

　 此奴、むつみちゃんのことが好きだったり

「そろそろ辞めろよ、吉田」

『ッ赤城君？』

　今まで女子を止めていた赤城君だったが、もう駄目と判断したのか、吉田を止める

『ありがとう』

　 そう言って、意識を手放すフリをした

うん、お願いだからお姫様だっこは辞めていただけませんかね？→←キレないで欲しい

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