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ロリコンでも強いんです!! ページ3

『遅れてごめんなさい!でも、優しいリンタロウなら許してくれると信じてる!!』

  バンッと、重厚な扉を開けて首領執務室へ華麗なスライディングを決めて滑り込んだ。

  滑り込みセーフ!

「また中也君と遊んでたのかい?」

  後ろで唖然としている黒服を無視して、リンタロウは私を呆れたように見た。

『遊んでたんじゃないよ。それより、今日の仕事は?」

「Aちゃんにお願いしたい仕事があるんだ

  やってくれる?」

  ポートマフィアでは、首領からのお願いは絶対。

『拒否権無いじゃん。 どんな仕事?」

「Aちゃんに、高校に通ってもらいたいんだ」

『・・・何それ』
 
 もう19歳なんですが?

「或る高校に、マフィアと敵対している組織の一人娘がいてね、規模はそんなになんだけど、今のうちに対処しておこうと思って・・・で、Aちゃんには監視を頼みたいんだ。」

『私以外に誰か来る?』

「う〜ん、場合によっては、かな?」

  はぐらかすなんて・・怪しい

『資料ある?』

「あるよ、えーっと、何処だろう」

『リンタロウ、物忘れ?』

「・・・そうかもしれない」

『この件、探偵社が動く気がする』

「なぜ?」

『予想だけど、この組織、武器の密輸とか、人身売買してるでしょ』

「よく分かったね。 その通りだよ」

『それで、へまをして軍警にバレかけてる。でもまだ、確証はない。そこで、探偵社へ軍警が依頼した。 あってる?』

「正解。流石だね」

『探偵社とは停戦状態 でも、一応警戒が必要、かな?』

「君ならやれると信じてる。頼んだよ」

『御意に。 貴方の望む最後へしてみせましょう、首領』

「詳細は後で送っておくから、探偵社と打合せでもしておいで。

  ちゃんと、福沢殿には話は付けておいたから」

『その前に、エリスちゃん呼んで』

「いいけど・・・

  エリスちゃーん、Aちゃんが話したいって」


「A!!如何したの?リンタロウに苛められた?」

『いや、違うよ。お出かけするけど、お土産、何がいい?』

「えっと、私、ケヱキがいいわ!!」

『OK 美味しそうなの選んでくるね』

「有り難う!大好きよ」

『私も!』

「私も!」

  なんだ此の中年。

『キモい』

「酷い!」

ナンパ? 私にしようなんて百億年早いわ→←初めまして



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怪盗MOON - らんぽさぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!? (2020年1月8日 16時) (レス) id: f4a01fc3d7 (このIDを非表示/違反報告)
なすび(プロフ) - 江羅古九さん» わかりますね・・・。 授業中にふと窓を見たら浮いている幹部様 (2019年4月4日 21時) (レス) id: 7f7fe23c11 (このIDを非表示/違反報告)
江羅古九 - はあ。中原中也……学校に来てください。出来れば、窓から。 (2019年4月2日 11時) (レス) id: 0bf8db909c (このIDを非表示/違反報告)
なすび(プロフ) - からうりさん» 私も来てほしいいいいいいいい・・・・ (2018年12月29日 17時) (レス) id: 5cd55af429 (このIDを非表示/違反報告)
からうり - あああああああああ……新旧双黒よ…私の学校にも来ておくれ… (2018年12月28日 22時) (レス) id: f4de6f3b30 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なすび | 作成日時:2018年8月5日 21時

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