【文スト】 死んだら 天国に来ました(私にとっての) ですがそこには、要らない奴までがついてきましたpart２

クリスマスですな ページ30

「最悪。 マジで最悪。」

何で私がこんな目に遭わなきゃいけないの



あ、織田作だ

「織田作ー！」

「ん？ サンタクロースか？

・・・随分Aにそっくりなサンタだな」

「いや、私だよ？」

織田作天然過ぎでしょ

「嗚呼、Aか。 済まない、解らなかった」

可愛いから許す。

「うん、全然いいよ〜。 どうかな？」

「ん？ いいと、思うが」←解ってない

「解ってないね。 まあいいや、メリークリスマス、織田作。 プレゼントってほどじゃないけど、これ」

あらかじめ用意してきたクッキーを渡す。

「・・・俺は一年良い子だったか？」

首コテン とか、可愛すぎかよ

「んんんんん 可愛かったよ？ 一年間」

しまった、つい本音が

「俺は良い子だったか聞いていたんだが」

「良い子良い子！ 超良い子！ 一生良い子！」

「そうか、じゃあ俺からも」

ん？

「メリークリスマス、A」

その手にはパウンドケヱキ

　やばい、美味しそう

「俺の担当の店舗の親父が作ってくれた」

「一生大切にするね！」

「否、早めに食べてくれと言っていたぞ？ あと、もう一つ」

　 ポケットをごそごそしている。

「あの、ケヱキ貰えただけでいいよ？」

「否、これは親父からの贈り物だと思ってくれて構わない。 俺からはこれだ」

　 綺麗な雪の結晶の模様の栞。

「素敵！」

「メリークリスマス、A」

「ありがとう！」





　 そのあと、朝起きたら枕元に大量のプレゼントと、リボンを付けた治がいたので治を窓から放り出し、プレゼントについていた盗聴器を握りつぶすのはまた別のお話。

えー、突然のシリアスに読者の皆さんも困惑しているところでしょうが、私も正直困惑しております。→←クリスマスですな

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