会議 めんどくさ ページ1
ん、まあ着替えたぞ!
「翔真はまだいるかな?」
「失礼します! お迎えに上がりました」
え? まだ部屋から一歩も出てないですけど
「A様が呼んでいるような気がして」
こわっ
おまわりさーん、ストーカー予備軍がここにいまーす
「おい、そんな茶番やめて、さっさと行くぞ。遅れたらマジでやばいんだからな」
おお、歩
「んー、じゃあ行くか」
おーおー、黒蜥蜴が警備に駆り出されるなんて、すごい警戒
「森Aと、補佐二名です」
「どうぞ」
おじさんは会議に参加させたほうがいいと思うんだけどな〜
「歩と翔真は私の後ろの席で」
「解りました」
「全員集まったね。 紅葉君、宜しく」
「うむ。
皆、首領が亡くなられたのは知っておるな。
そこで、首領の後継者や、今後のマフィアについて話し合いをしたいと思う」
「首領は私が看取った。 合併症で痙攣を起こしたので、気道を確保するために緊急の手術を行ったが、残念ながら間に合わなかった。
首領は亡くなられる直前に、私に遺言を残した。それは
森鴎外を、儂の後継者とする、と。
此処までで何か質問のある者」
ザワザワと周りが五月蝿くなる。 当たり前だ。
「はい、よろしいでしょうか」
「なんだい?」
「・・・貴方を後継者にするという遺言、そして、首領が病死で亡くなられたのは本当なのですか?」
「確かに」
「まさか、森医師の自作自演と?」
色々な声が聞こえてくるが、それを無視して取り敢えずお父様を追い詰める。
何故かって? 面白いから
「それは、此処にいる太宰治君が証明してくれるよ」
治がふらりと面倒臭そうに立上がり、頭を掻きながら喋りだした。
「僕は、森さんの診察のお手伝いをしていました。すると、急に首領が苦しみだして自分の死期が近いということを悟ったのか、森さんを枕元に呼び出し、森さんを後継者にすると言い残して亡くなった。
以上ですが?」
「貴方は太宰君の命を助けましたよね? それに太宰君が恩を感じているのを利用して」
有り得ないだろうけど
「それはないでしょう。 太宰君は、自 殺したがりだからね」
これ以上やると原作変わりそうだし
「そうですか。 では以上です」
「では、森医師を首領にすることに異議のある者」
異議の声は上がらない
「ではこれから皆、宜しく頼むよ」
新首領の誕生に、皆が跪いた。
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なすび(プロフ) - 猫夜桜((シラキさん» いや、それほどでもないですよ。 有難うございます! (2019年1月21日 16時) (レス) id: 5cd55af429 (このIDを非表示/違反報告)
猫夜桜((シラキ(プロフ) - おっふ………おっふ………、とずっと言ってましたwいやもう本当に可愛いかっこいい好きおっふ← (2019年1月21日 14時) (レス) id: 4588ab3ba5 (このIDを非表示/違反報告)
なすび(プロフ) - 白波心さん» ありがとうございます。頑張ります! (2018年10月12日 7時) (レス) id: c91b5315aa (このIDを非表示/違反報告)
白波心(プロフ) - 頑張って下さい。私もたまに、オリフラの事忘れて怒られます。 (2018年10月11日 20時) (レス) id: 4a6ed9dad0 (このIDを非表示/違反報告)
なすび(プロフ) - 琥治*こはる*さん» ありがとうございます!、また、フラグまで気にかけていただき、本当に感謝です。これからもお付き合いのほど宜しくお願いいたします。評価、ありがとうございます (2018年10月1日 20時) (レス) id: b6afd4fed3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なすび | 作成日時:2018年10月1日 19時