第16話 類似品と青年 ページ17
tn「Aさん！アレはどうですか？」
tn「そこの店とかもオススメっすよ！」
tn「苦手な食べ物あります？大丈夫そうならナスリカ料理とか！...」
『...』
「わふっ」
コネシマさんと別れ、使い魔専門店から出た私とシロ、トントンさんはまた城下町の視察を再開した。シロは動きまくって満足したのか、大人しい。
しかし、トントンさんは様々な店を指差しては、私に興味があるかの確認を取ってくる。
き、気を使われている...。
何か、私の対応が変だったのだろうか。馴れ馴れしい態度はとっていない...と思う。
それに、コネシマさんからは何故か、この国の紋章を象ったピンバッヂを手渡された。
当人曰く、「尖ったもんは、何時持っといても損無いよ！」らしいのだが、それは何時でも何かに反発していろという事だろうか。無理です。
トントンさんにも意見を貰いたい所だが、なかなか聞きづらい状況だ。
『あの...』
tn「何か気になるもんあったんか！？」
『うっ』
声をかけてみれば、彼はつぶらな瞳を見開いて私にずいっと寄る。
身体により圧迫感があるが、ゆるキャラの様な顔面に緩和されていた。
...こういうタイプは、一個何かを提示しないと納得しない。
『あー、えっと。では、そこの服屋に...』
tn「あそこやな！よし、行きましょ！！」
適当に指差した店に意気揚々とトントンは向かっていく。私もシロを抱えて着いて行こうとするが、店先にある物に目が行った。
そこには、自動二輪車...“バイク”が止めてあったのだ。
『え...どうして、バイクが？これも何かの魔具？』
「わふ？」
この魔界で、明らかに自分の世界と酷似している物を発見した私は、ついまじまじとソレを見てしまう。
...エンジンっぽいのが付いてるし、その形もブレーキとかもまんまだ。これ、原動力は魔力なのかな？
？「好きなんすか、ソレ」
『っ！？』
見るのに夢中になっていた為、後ろからかけられた声に肩を跳ねさせる。
勢いよく振り向くと、そこには紫色のヘルメットを被った青年が立っていた。
『す、すみません。不躾に...！』
？「いや、いっすよ」
tn「Aさん、どうし...って、ショッピ君？」
shp「トントンさん？...あー、なるほど」
トントンさんの姿を見た彼は、何かに気付いた様な表情をし、此方を向く。
...トントンさんの知り合いって事は...まさか。
shp「初めまして、お嫁さん。W国幹部のショッピです」
青年は抑揚の無い声でそう言った。
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つばき - 沼…決定的成功……探索者………なるほど？？？？大好きです！！！！！！！(大声) (2021年11月23日 23時) (
レス) @page45 id: f38a77f071 (このIDを非表示/違反報告)
毎日たこ焼き - ロリ妻…ｸﾞﾌｯｯｯ (2021年11月17日 20時) (レス) @page43 id: d89fb8bcc6 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 俳優の…さん何処いっちゃった…え…あの人…とソワソワしております！ (2021年10月28日 22時) (レス) @page36 id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
ソノ - 面白そうだと思ったら、くるとがさんだとは…、読ませていただきます！ (2021年10月19日 13時) (レス) id: 24deaf33a5 (このIDを非表示/違反報告)
夢屋(プロフ) - ド|ズ|ル|社の皆さんが登場するとか聞いてません。本当最高です 。有難う御座います。 (2021年10月18日 23時) (レス) @page29 id: 6a562a9c6a (このIDを非表示/違反報告)
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