第40話 嘘も方便にも程がある ページ41
手元に置かれた飴を少し見つめた後、大先生と共に先程の場所から離れる。
まだ肩を震わせている彼に、私は疑問を投げかけた。
『...あの、大先生。さっきのは...』
ut「おもろいやろ？いやー、グルちゃんの情報操作もなかなかのもんだよねぇ」
大先生はニチャリと音が付きそうな程、口角を上げている。
それは、久々に見る彼の悪魔らしい表情とも言えた。
...やっぱり、総統閣下が絡んでるのか。
私は少しため息をつく。
『一体、私はどんな風に説明されているんですか？なんか...身寄りが無いとか、そういう話が出てるみたいですが』
ng「俺も、さっきのは初めて聞きました。まぁ、訓練中にA様の話題を出していなかったのもあると思いますけど...」
ニグと二人揃って、頭を捻る。
それを見た大先生は、一つ咳払いをして口を開いた。
ut「せやな...結論から言うと、Aちゃんは...」
ut「
『いや何それ濃っっ！？！？』
ng「おぉ...」
大先生から語られた設定に、私は思わず声を上げる。
到底人間界で言ったら、まずライトノベル作家か漫画家か、又は頭の心配をされそうな程濃い。
...ていうか、それを信じたのか？あの
ut「まぁ、総統の発言力の賜物やな」
『こんな嘘に使っていいんですか？』
ut「全部嘘って訳じゃないよ。
大先生の言葉に、私は言葉を詰まらせる。
納得してしまった自分が居て、複雑な気分だ。
ut「此処の国民の大半は、今の魔王様の方針に従う者が揃っとる。魔術が使えないからといって、蔑む奴はおらん」
『...随分信用されてるんですね、その魔王様は。どんな方なんですか？』
ut「んー、おもろい事好き？...なんていうか、あの方に関しては、俺よりチーノの方が良く知っとるよ。また今度聞いてみたら？」
そこまで話すと、大先生は足を進める。
彼について行き、暫くすると先程聞こえていた銃声がどんどん多くなっていた。
焦げた匂いが、鼻をくすぐる。
ut「さ、訓練開始しよか」
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つばき - 沼…決定的成功……探索者………なるほど？？？？大好きです！！！！！！！(大声) (2021年11月23日 23時) (
レス) @page45 id: f38a77f071 (このIDを非表示/違反報告)
毎日たこ焼き - ロリ妻…ｸﾞﾌｯｯｯ (2021年11月17日 20時) (レス) @page43 id: d89fb8bcc6 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 俳優の…さん何処いっちゃった…え…あの人…とソワソワしております！ (2021年10月28日 22時) (レス) @page36 id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
ソノ - 面白そうだと思ったら、くるとがさんだとは…、読ませていただきます！ (2021年10月19日 13時) (レス) id: 24deaf33a5 (このIDを非表示/違反報告)
夢屋(プロフ) - ド|ズ|ル|社の皆さんが登場するとか聞いてません。本当最高です 。有難う御座います。 (2021年10月18日 23時) (レス) @page29 id: 6a562a9c6a (このIDを非表示/違反報告)
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