第28話 思わぬ出会い ページ29
『あ、あの。ところで“ドズル社”とは？』
机に突っ伏すチーノさんが可哀想になったので、話題を変える為に手を挙げてそう口に出す。
すると、先程ドズルさんと呼ばれていた方が口を開いた。
dz「僕が経営している、今の所、魔界唯一のモンスターハント企業です。簡単に言うと、暴れる魔獣専門の討伐ギルドって感じですね」
kn「ほぉー、そんなん出来てたんすね！」
dz「出来たのは、ここ数年の話ですから。知らないのも当然ですよ」
『へぇ...』
内容にも興味が湧いたが、それよりも魔界にも会社という概念が存在する事に驚く。
...それに、モンスター退治って起業出来るんだなぁ。
そうしみじみ思っていると、ドズルさんが立ち上がった。
dz「折角ですし、ここで改めて自己紹介を。ども！社長のドズルです！えー、種族はドワーフになります。よろしくお願いします！」
特徴的な髭の生えた顔を、ニカッと笑顔にした後、ドズルさんは着席する。
次に、隣に座っていたグラサンの人が立ち上がろうとするが、それを遮って白髪の子が立ち上がった。
？「うわっぷ！？」
or「皆さん、こんちゃっちゃ！おらふくんですっ！種族は
on「...初めまして、おんりーです。種族は
おんりーと呼ばれた眼鏡の子は、おらふくんに隠れながら自己紹介をする。
二人共着席すると、次にゴーグルを着けた恰幅の良い豚人間が立ち上がる。
me「はい、乙です。おおはら
MENさんが着席すると、W国側は軽く拍手をし始めた。私もつられて拍手をしていると、その時、グラサンの人が声を上げる。
？「まって、まって、待ってよ。何でもう終わるムードに入ってんの？俺、自己紹介してないよ！？」
dz「あれ、そうだっけ？」
？「酷くね！？」
キョトンとするドズルさんに、その人は泣きそうな声を出している。
ふわふわとした黒髪をし、肩に黒いジャケットを羽織ったその人は、白い文字で“ぼ”と書かれた黒いTシャツを着ていた。
...え、平仮名？
？「あーもう！空気が悪くてもやるよ！？」
bn「ボンジュール？ぼんじゅうるだ！どーもでーす！種族は“人間”！よろしくお願いします！！」
W国「『......えっ』」
その時、会議室に沈黙が走った。
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つばき - 沼…決定的成功……探索者………なるほど？？？？大好きです！！！！！！！(大声) (2021年11月23日 23時) (
レス) @page45 id: f38a77f071 (このIDを非表示/違反報告)
毎日たこ焼き - ロリ妻…ｸﾞﾌｯｯｯ (2021年11月17日 20時) (レス) @page43 id: d89fb8bcc6 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 俳優の…さん何処いっちゃった…え…あの人…とソワソワしております！ (2021年10月28日 22時) (レス) @page36 id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
ソノ - 面白そうだと思ったら、くるとがさんだとは…、読ませていただきます！ (2021年10月19日 13時) (レス) id: 24deaf33a5 (このIDを非表示/違反報告)
夢屋(プロフ) - ド|ズ|ル|社の皆さんが登場するとか聞いてません。本当最高です 。有難う御座います。 (2021年10月18日 23時) (レス) @page29 id: 6a562a9c6a (このIDを非表示/違反報告)
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