24:私は負けない! ページ24
こうして最高裁が同じ場所で行われ、この模様はニュースとなって全国放送された。
A「やれるだけやったもんね。」
裁判は最高裁まで続いたがAが勝ち取った。
マネージャー「おめでとう!」
A「ありがとうございます。」
これで肩の荷が降りたと思っていたがまだ吉村さんとの誤解が解けていない。
A「なんとかしなきゃいけないな。どうしよう?」
マネージャー「でもこれで疑いが晴れるんだし良かったじゃない。」
A「そうですね。」
私は頷いた。でもその言葉もどこか寂しく感じた。
あれから彼とは連絡を取っていない。
今は連絡する勇気もない。もすかしたらアドレス変えてるかも、と思うと不安で仕方ない。でもこんな私じゃ会ってくれないのかな?
マネージャー「ちょ、何泣いてるの?」
A「すみません。」
マネージャー「きっと分かってくれる時は来るはずよ。」
A「そうですよね。」
今はただ自分に言い聞かせるしかなかった。
帰りの車の中でマネージャーが言った言葉を思い出す。
きっと分かってくれる時は来るはずかっ・・・。
本当にそうなればいいなぁと心からそう思う。でもまだ時間がかかりそうだな。
この先何があるのか不安で仕方ない。
A「どうなっちゃうんだろう、私?」
自問自答したって何か始まるわけじゃないのにね。
そんなことをひたすら考えていた。
それから有名な某ファッション雑誌のオーディションを受けた。受かるといいけどな。
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アレグレット・マホーンズ - エレンも私名義です(笑) (2017年4月23日 17時) (レス) id: 51473e6710 (このIDを非表示/違反報告)
エレン - 久々に書いたので続きをどーぞ (2017年4月23日 17時) (レス) id: 51473e6710 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アレグレット・マホーンズ | 作成日時:2012年12月10日 16時