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プロローグ ページ1

ある日、オールマイトという勇者が魔王という人々を虐げた魔族の王を倒した。

そのことに人々が喜び、英雄(ヒーロー)として名を馳せた。

かくして勇者は人々の憧れとなったのだ。





だが、明確な勇者になる方法なんて分かったもんじゃない。

そのことに諦める若者も多かった。

だから、オールマイトに憧れる少年。ミドリヤ=イズクはまず冒険者になろうと思った。

そうすれば何か糸口が見つかるかもしれないから。

オールマイトに弟子入りしようとも考えたがオールマイトは数年前から消息を絶っている。

冒険者をしながらオールマイトを探そうというのだ。








ミドリヤ「お母さん!行ってくる!」

黄緑の服。無理して買った鉄剣。少々のお金。そして色んな物が入った茶色いポーチを携えて自分のお家を飛び出してく。

インコ「えぇ!?身体に気をつけるのよ!?」

止めることが出来ないと分かっている母は心配しながらも見送った。



ミドリヤ=イズクは無個性(ノウスキル)である。そして魔力も少ない。

冒険者になるには個性(スキル)が第一条件といわれてるのにもかかわらずだ。

だが、ミドリヤにも誇れるものがあった。



ミドリヤ「この知識と、オールマイトの人形…」

ミドリヤの家族は小さな森の中にあった。

薬草、植物、木、果物など。

自然の知識に自信があった。



昔いた近所の子に「クソナード」と言わしめる程である。




そして、昨日拾った森の中で拾ったオールマイトの人形。

なんだか勇気が湧き上がる気持ちになった。

更にその夜の夢にオールマイトが現れこういったのだ。



(少年、君は勇者になれる!)



そのままのテンションでこうしてこう飛び出してきたのだ。

悪く言えば、後先考えず飛び出したのである。



こうしてプリモ地方からトアル地方の冒険ギルドへと駆け出していくのであった。








ミドリヤ=イズクは森の中では最強とも言えるかもしれない。

なんせあらゆる森知識を蓄えており、森に住む魔物のことまで把握してるからだ…




軽い足取りでトアル地方までまっすぐに向かっていく。











?「いったぁ……」


どこからか、女性の声が聞こえた。


しかも声からするに怪我をしているらしい。









手当てしなきゃ!!


その思いで必死に声が聞こえた方向へとミドリヤは走っていった。


その様子を何かが見ているとしらずに…

冒険1→



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カリー(プロフ) - 桜猫さん» 褒めてくれてありがとう!めっちゃ嬉しい!最近忙しくてあんまり更新できない!ごめん! (2019年7月22日 23時) (レス) id: 2620c4ccba (このIDを非表示/違反報告)
桜猫(プロフ) - いいっすねいいっすねぇ!更新お疲れさま、やっぱり貴女の文才には頭が上がりませんなぁ (2019年7月22日 23時) (レス) id: b3a762d464 (このIDを非表示/違反報告)
カリー(プロフ) - 桜猫さん» いつもいつもありがとうございます!!明日ね、うんちょっとあれだよ。あれするから (2019年7月14日 23時) (レス) id: 2620c4ccba (このIDを非表示/違反報告)
桜猫(プロフ) - でぇぇぇぇおくれたっ!めちゃくちゃ出遅れた!良いっすなファンタジー、私も魔法とかフアンタジックなお話が好きなので楽しみです! (2019年7月14日 22時) (レス) id: b3a762d464 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kurry | 作成日時:2019年7月7日 23時

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