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冒険10 ページ11

実は薬草の採取は簡単なものではない。

世の中にはたくさんの種類の薬草があり見分けが難しいものがほとんど。


なのでこの「キラメキ草を3つ採取」は簡単ながらも難しいクエスト、なのだが……



ミドリヤ「あ、あったよ!」


今ミドリヤは通産7個めのキラメキ草の採取に成功していた。


ユメミヤ「うん、薬師(ドクター)すげぇわ」

イイダ「同感だ!」

ウララカ「………うーん」



皆で話しているとウララカが難しそうな顔をして考え込む。

それを見たイイダが声をかける。


イイダ「ウララカ君、どうしたんだい?」

ウララカ「……なんかおる気がする」



ミドリヤ「えっ……」

ユメミヤ「………」


ユメミヤが目を閉じて全神経を聴覚に集中する。

すると、森の奥からごそごそと草が揺れる音がする。


ユメミヤ「音からして、複数……ここらへんで出てくる群れの魔物…」

ミドリヤ「ゴブリン…?」

イイダ「その可能性が高そうだ」

皆がそれぞれ、片手剣(ソード)細剣(レイピア)長杖(ロッド)豪腕(ナックル)を構えていると。


魔物「グギャ、……グギャ?ッグギャ!グギャ!」



ゴブリン達が自分達を見つけて騒ぎ出す。

後ろから更に足音が聞こえてくる為増援を呼んだのだろう。


イイダ「皆、準備はいいか!」


「「「うん!!」」」




ウララカ「炎の精霊よ、悪っしき者を穿て!」


長杖(ロッド)から精霊の炎が放たれる。

どうやら約4匹のゴブリンがお亡くなりになったようだ。




イイダ「いくぞ!」

細剣(レイピア)を振りながら確実に仕留めるように心臓部分に一突き。



ユメミヤ「あらよっと!」

豪腕(ナックル)で思いパンチをくらわす。




一方、ミドリヤはというと……


ミドリヤ「はぁぁぁぁスラッシュぅぅぅぅ!!」



スン



その瞬間ほとんどのゴブリンが横一列に断ち切られていた。


森の木も一緒に。



ウララカ「うわぁ…」

イイダ「強いなミドリヤ君」

ユメミヤ「いや、違うわこれ」



ミドリヤ「凄い、これが「絆変化之片手剣(ワン・フォー・オール)……」

そのまま横にミドリヤの身体が傾いた。

近くに居たユメミヤがそっと持った。


ミドリヤ「うーーん…」


ユメミヤ「うん、これ眠ってるだけだわ」

ウララカがそっと近づいてミドリヤの額に手を乗せた。


ウララカ「ほんとだ、魔力が底をついてる」

イイダ「低活動状態(スリープモード)になったのか…」

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カリー(プロフ) - 桜猫さん» 褒めてくれてありがとう!めっちゃ嬉しい!最近忙しくてあんまり更新できない!ごめん! (2019年7月22日 23時) (レス) id: 2620c4ccba (このIDを非表示/違反報告)
桜猫(プロフ) - いいっすねいいっすねぇ!更新お疲れさま、やっぱり貴女の文才には頭が上がりませんなぁ (2019年7月22日 23時) (レス) id: b3a762d464 (このIDを非表示/違反報告)
カリー(プロフ) - 桜猫さん» いつもいつもありがとうございます!!明日ね、うんちょっとあれだよ。あれするから (2019年7月14日 23時) (レス) id: 2620c4ccba (このIDを非表示/違反報告)
桜猫(プロフ) - でぇぇぇぇおくれたっ!めちゃくちゃ出遅れた!良いっすなファンタジー、私も魔法とかフアンタジックなお話が好きなので楽しみです! (2019年7月14日 22時) (レス) id: b3a762d464 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kurry | 作成日時:2019年7月7日 23時

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