第五十七話 個性的なギルドですね？ ページ3
カランと音を立てて中へと入っていく。
中は普通のギルドらしく、受付と隣に酒場がある。
右側には解体をしてくれる受付をしている模様。
入り口に入ってすぐのところに掲示板がありそこにたくさんの依頼の紙が貼られている。
「あ、いらっしゃいませー」
元気な男…？子供のような声が聞こえる。
受付を見てみるとメイドさんの姿をしている薄紫色の紙を持つ人がいた。
『どうも。ちょいとウチの者が入りたがっていたので…』
sho「死神さんチッス！」
si「…もしかしてシャオロンさん？」
『え、何？知り合い？』
死神さんと呼ばれた人が「クロノアさーんトラゾーさーんシャオロンさんがきましたよ！」とすぐ横の階段に向かって叫ぶ。
ほどなくして二人の男性が降りてくる。
一人は猫耳のパーカー(猫耳は動いている)を被った銀髪の男性と。
一人は体格がいい大柄の茶髪の男性。
sho「皆元気そうやな！ギルド作ったんや」
tz「シャオロンさん来るときは連絡くださいよー」
kr「どう？魔王様どうだったの？」
sho「それはやなぁ。…本人に聞いたらええんちゃう？」
si「…本人、ですか？」
シャオさんがこっちを向くと自然と他の三人もそっちを向く。
皆でこっち向かないでちょっと恥ずかしいから。
『…どうも、ハイ。魔王やってますAです』
rbr「
em「ハーフエルフのエーミールと申します」
tn「トントンや」
ci「チーノいいます」
あっちは空いた口が塞がらない状態だった。
当たり前だろう。勇者が魔王連れてきたんだから。
ついでに他の種族も。
tz「…シャオロンさんってほんとに奇想天外が似合う男ですね」
sho「そうやろぉ…」
kr「まぁとりあえずおかえり」
「シャオロンさんおかえりー」
声のした方向に向くと茶髪と金髪の間の髪をした男が降りてくる。
「ぺ」と自己主張された一つの黒文字が見える黄色い服装にジーンズ。
一見どこか気の弱そうなイメージがあるがどこか頼もしい感じもある。
sho「ぺいんと兄さん…」
pi「おう！元気だな！」
『ぺいんと？ぺいんと………どこかで聞いた覚えがあるようなないような』
以前どこかで確かに「ぺいんと」という言葉を聞いた気がする。
忘れたけど。
忘れたならそんなに重要なことではないのだろう。
pi「何しにきたんだ？」
sho「王が死んだから様子見にきたんや」
pi「…それか」
ぺいんとはどこか興味なさげに言葉を返した。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 285人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
翡翠琥珀@カリナと咲(プロフ) - 八十話程なのに読んでみると百話以上読んだ後のような満足感がありました！すごいです！ (2022年6月8日 13時) (
レス) id: cceed3ce75 (このIDを非表示/違反報告)
狐(プロフ) - 投稿楽しみです！頑張ってください！ (2020年1月29日 20時) (レス) id: 96285177cb (このIDを非表示/違反報告)
カリー(プロフ) - さんさんのさんさん» ありがとうございます！すんごい亀更新だけど少しずつ頑張りますので応援してやってください(上から目線ですみません) (2019年12月21日 14時) (レス) id: de4e6bf21c (このIDを非表示/違反報告)
さんさんのさん - わ、面白いです！内容とか設定が他にはないような設定で、しかも好みです！これからも更新頑張ってください、応援してます！ (2019年12月21日 0時) (レス) id: 8be9f99a12 (このIDを非表示/違反報告)
カリー(プロフ) - タンザナイトさん» ありがとうござます！いつまで続くか分かりませんがこれからも更新頑張ります！ (2019年11月18日 16時) (レス) id: de4e6bf21c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kurry | 作成日時：2019年11月14日 22時
