第七十一話 目的とはそういうこと ページ18
rd《俺と仲良くなったから使える》
『これ仲良くなっても使えるんだ…』
gr「てかなんでお前が知ってるんだ」
rd《俺も随分長く生きてるんだよ？多分トントンさん達と一緒》
os「へー…」
tn「何喋ってるのか聞こえへん」
『え、トントン聞こえない？』
gr「俺はAと契約結んでるけど、トン氏は結んでないしな」
『めんどくさいな！？……つまり目的は？』
gr「その魔王たちを仲間にするか倒すか。だな」
『…なんで、戦争しなきゃいけないの？』
tn「へ？」
「「「「「「へ？？」」」」」」
『……え？』
私がそう尋ねた瞬間、驚愕の目で全員がこっちを向いた。
え？私なんか言っちゃいけないこといった？
そもそも、この戦争に最終的に何があるのか知らなかったんだけど。
だから率先して戦いたくなかったし、生きたかったから色々したわけで。
最後に何があるのか知らないんだよこっちは。
kn「アーーーッハッハッハ！！」
syp「まじですか？」
『え、みんな知ってるの？』
rbr「そりゃ……ねぇ？」
zm「俺も知ってるで？」
『………え？』
gr「最後に残った魔王は願いを叶えてもらえるんだゾ！だから皆仲間とか作らずに争っていたんだゾ」
『まじか、知らんかった』
だから皆殺す方選んでるのね。
てか魔王だけなら下剋上も大量にありそう。
zm「Aは何願うん？」
『えっ、急に言われても………』
願いなんて……考えたことなかったな。ずっと。
だって願ってもかなわないことばかりだし、期待する方が馬鹿らしいというか。
自分の願いは、だれかの迷惑になるかもしれないから。
gr「まぁ俺は願いを叶えられるなんてまっぴらごめんだが、夢は自分で掴み取ってこそやろ」
tn「それはある」
kn「今更戦ったところで多分負けるしな！」
皆好き勝手に話し出し、食堂は賑やかになる。
もし、願うなら……。
《……みんなと一緒に、遊びたかったな……》
頭の中に、その一言が浮かびあがった。
それは、いつかの夢だと直感的に思う。
sho「はー……しばらく休憩やな」
ht「お帰りー」
zm「てか肩に矢当たるとかｗｗ」
syp「笑えますね」
sho「お〜お前ら元気になったら覚悟しとけよ〜(^^)」
pk「準備できましたよ〜、てか俺の立場違う気がするんだけどなぁ」
おいしそうな料理が準備運ばれてくる。
久しぶりの豪華な食事。
これから一体どうなるのか予想がつかないが、何事も事なかれ主義でいこう。
そう思ってパクリとごはんを頬張った。
第七十二話 七つの美徳って七つの大罪の反対じゃないんだよ→←第七十話 人間の魔王ってすごいな(小並感)
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翡翠琥珀@カリナと咲(プロフ) - 八十話程なのに読んでみると百話以上読んだ後のような満足感がありました！すごいです！ (2022年6月8日 13時) (
レス) id: cceed3ce75 (このIDを非表示/違反報告)
狐(プロフ) - 投稿楽しみです！頑張ってください！ (2020年1月29日 20時) (レス) id: 96285177cb (このIDを非表示/違反報告)
カリー(プロフ) - さんさんのさんさん» ありがとうございます！すんごい亀更新だけど少しずつ頑張りますので応援してやってください(上から目線ですみません) (2019年12月21日 14時) (レス) id: de4e6bf21c (このIDを非表示/違反報告)
さんさんのさん - わ、面白いです！内容とか設定が他にはないような設定で、しかも好みです！これからも更新頑張ってください、応援してます！ (2019年12月21日 0時) (レス) id: 8be9f99a12 (このIDを非表示/違反報告)
カリー(プロフ) - タンザナイトさん» ありがとうござます！いつまで続くか分かりませんがこれからも更新頑張ります！ (2019年11月18日 16時) (レス) id: de4e6bf21c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kurry | 作成日時：2019年11月14日 22時
