始まりは、炎から ページ4
マシュと、仲良くなりつつある頃所長より説明があるとか何とかで1番大きな部屋にレフ教授の手によって連れていかれた。
いや、あの一般人だから…なんて、言葉は聞いてはもらえなかった。
その後、先輩と私が揃ってレムレムしてしまったので追い出しをくらった。
しょうがないじゃないか。校長先生とかの話って眠たくなるもんだろ？
先輩と２人不貞腐れて、使っていない部屋でサボろうぜという感じになった。
｢何だっけ、途中から全く覚えてない…眠い…｣
｢えっと…確か…そうだ…未来予知がどうとかこうとか…｣
なんて、第36回思い出せ会議〜in ヒマラヤ〜をやっていると淡いオレンジに近い髪の色をした男の人が入ってきた。
とても驚いている。
｢ふ、｣
｢ふ？｣
｢不純i｢初めましてこんにちは、僕は藤丸立香です。こちらは後輩の萩野A。因みにAとは、そんな関係ではないです。強いて言うなら、兄妹です。血は繋がっていませんが！それと、あなたもサボリですか？良いですよね、サボリ。さぁ、一緒にサボリましょう！！睡魔に身を委ねて！｣
｢どんな言いくるめですか！それ！｣
｢そ、そうだね、うん。寝よう｣
｢貴方も丸め込まれないで！！｣
その後、簡単な自己紹介を済ませた。一応この、とっぽい男性はかなり偉いドクターで、ロマニ…もといドクターロマンという。
｢良いよね、この部屋。サボるには最適だ｣
｢ええ。そうですよね｣
どういったわけか、既に意気投合している。
｢しかも、あの藤丸さんのお子さんかどうりで見たことあるなーって思ったよ｣
｢父と知り合いで？｣
｢うん。かなりな、惑星マニアだよね｣
｢その子供は、星マニアですが｣
｢ハハッ！遺伝だね！！｣
と、他愛ない会話が続く。
それを遮るかのように、突然警告音が鳴った。
｢何事！？｣
アナウンスが、入り火災が起こったとわかった。
｢君たちは、早く防災シャッターの方へ走るんだ！ここからなら1分と、かからない早く！！｣
と、部屋から出された。
｢ドクターは！？｣
｢大丈夫だよ。Aちゃん。他に残ってる人が居ないか見に行くだけだ。立香君！頼んだよ！｣
｢はい！A行くぞ｣
｢分かりました。先輩｣
ひときわ大きく、爆発音が聞こえる。
振り返らず、走れ、走れ、走れ走れ走れはし……
『たすけて………誰か……』
｢！？｣
｢先輩！｣
｢あぁ！聞こえた！あっちだな！行こう！！｣
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作者名：キーリア | 作成日時：2016年10月2日 21時
