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ミリム爆風 ページ9

私は、肩で息をしながら、エトワールを撫でて居る。

今の今まで、総力戦で戦ってるのに。

一応、私とエトワールは空を飛んで攻撃してるけど、最初の激しさよりは弱い。

私もそろそろ、魔力と魔素が尽きそうなんだけど…

原作の、総力戦に私が加わってるから、三割以上は削れると思ったのに。

たった三割。

おかしいって!

だって私が加わってるのに、何か暴風大妖渦(カリュブディス)が強くなってるせいで三割って!

まあ、元々三割位しか削らない筈だったもんね。

後はミリムに任せるのみ!

『エトワール』
(はっ!)

この頃、名前を呼ぶだけで理解してくれるようになってきた。

ランガより優秀なんじゃ?

とちらっと思ったけど、

紅丸達の居る場所に戻る。

仮にも、私の身体は人であって、長い間休息何て取ってなかったせいで、疲労困憊だ。

エトワールが、枕になるみたいに寄ってくれたから、それを背にして瞼を閉じる。

でも、寝る事は許され無かった。

ミリム「竜星拡散爆(ドラゴバスター)!!」

遠くでそんな声が聞こえて、一瞬置いて大爆発の音が鳴り響いた。

それで、私は反射的に飛び上がった。

私の目には、依り代と見られるフォビオが、リムルに抱えられてた所を捉える。

残念だけど、さっきの大爆発で、目が覚めちゃった。

暫くして、リムル達がこの広場に降りてきた。

暴風大妖渦(カリュブディス)の捕食作業が始まるんだ。

そう感じて、自然と気を引き締めた。

そのままになった誤解→←憂鬱な戦闘



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作者名:くろわっ | 作成日時:2020年9月29日 19時

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