転生したら転スラの世界だった！？third (ページ8)

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帰ってきたページ8

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そんなこんなであっと言う間に、一ヶ月が過ぎた。

カバル達には伝えてあるから、その日の早朝、私は出掛ける。

その後また半日掛けて……ではなく。

『影移動』で、さっと街へ向かう。

やっぱり楽だな、『影移動』。

入り口にリムルが居たから、後ろから抱き上げる。

とは言え、『魔力感知』で丸見えだから驚かれないけど。

ﾘﾑﾙ「うわあ！？」
『えっ！？』

思わず声に出ちゃったけど、もしかして気付いてなかった？

そう言えば、何時もは見えすぎるから節約してるんだっけ。

『ただいま、リムル！』

リムルを降ろしながら、にこやかに言う。

ﾘﾑﾙ「うわあああ！」

ええ？

ﾘﾑﾙ「Aーー！！」

私を呼びながら抱きついてくる。

何時もの格好良さがガラガラと崩れた気がする。

とりあえず、皆に挨拶しないといけないな。

『ねえリムル、街を見たいんだけど？』

すると、取り乱してた事に気付いたのか、リムルが咳払いをした。

ﾘﾑﾙ「ゴホン、そうだな、ゆっくり見て回るといい」

本当に、どれ位発展したかは知りたいし。

折角帰ってきたんだし、三日間は街に居ようかな。

たまには寛いだって、罰は当たらないでしょ。

朱菜と紫苑にも会いに行こう。

楽しみだなぁ、どんな反応してくれるかな？

密かなワクワクに胸を踊らせながら、街を歩いていくのだった。