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救出 ページ34
リムルside
嘘だ。
それが、蒼影の報告を受け、最初に思った事だった。
内容が…俄に信じられ無い。
だが、蒼影は嘘など言わないし、事実だと言う事を、俺に突き付けていた。
どうやって情報を取り入れたのかは不明だが、Aは闇オークションに連れて行かれたらしい。
何としてでも、Aを取り戻さなければ。
その為には____。
少々気は引けるが、Aから貰ったお小遣い、基、支給金を使う。
Aが、依頼を達成して稼いだと言って、金貨をくれる時があった。
国の為とか言っていたか、今こそその時だろう。
俺は懐から金貨を取り出す。
キラキラと輝く、数十枚の金貨。
これでも、手に乗せられる量だけだ。
きっと、今頃、Aは、混乱しているだろう。
知らない場所に連れて行かれて、挙げ句の果てに売りに出されて。
状況も解らずに竦んでいるだろう。
一刻も早くAを落ち着かせなければ。
仮面を被り、既に特定済みの闇オークションへと、向かうのだった。
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くろわっ(プロフ) - 桜彩さん» ありがとうございます！ (2020年8月24日 16時) (
レス) id: 802b77c97d (このIDを非表示/違反報告)
桜彩 - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2020年8月24日 16時) (レス) id: 193d98d6bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろわっ | 作成日時：2020年8月21日 14時
