強引過ぎる受け方 ページ5
リムルside
トレイニー「リムル=テンペスト、魔物を統べる者よ。
A・イザワ、炎の意思を継ぎし者よ。
貴方様方のお力ならば、
うーん……大賢者、どうすればいい?
この話は信じていいのか?
《解。
森に対して害意のある者、不届きな者に、天罰を与える存在です》
天罰、か……でもなあ、二十万なんてどうするかな……。
それにしても、トレイニーさんもなかなかのことを言うよな。
どうやったのか分からないけど、この森についての情報収集能力も凄まじい。
俺が他者に手を差し伸べたことも知っているから、二つ名として魔物を統べる者、と。
そしてAへも、シズさんと関わり色々と受け取ったから、炎の意思を継ぎし者。
Aはわからないが、俺が打算や思惑を持ってしたことも、好意からのものに見えたのだろう。
俺達が裏切るとは全く思っていないような目つきだった。
それなら俺は、自分の直感に従ってみよう。
多分だが、この決断にもAや俺の配下達はついてきてくれる。
こうして覚悟を決めた時──。
紫「当然です! リムル様とA様なら、
トレイニー「まあ! やはりそうですよね?」
何故か紫苑が言い放った。
だが、もう既に手遅れ。
しょうがないか……そう思って、俺はスライム形態に戻る。
それをAが抱きかかえてくれた。
……ちょっと、俺の背中が寂しいな。
『私に何ができるかは分からないけど……私もそのつもりだったよ』
俺がだいぶ失礼なことを考えたことなど知らないAが、少し微笑んで言ってくれた。
うわ、このアングルちょっとドキッとするなあ……。
リムル「……分かったよ、
俺の言葉に、朱菜が答える。
朱「勿論です、リムル様!」
紅「最初からそのつもりだ」
カイジン「リムルの旦那について行くって、決めてんだよ」
リグルド「そうですぞ! 我らの力、見せ付けてやりましょう!」
とまあ、皆やる気のようだった。
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くろわっ(プロフ) - AIさん» いつもご愛読ありがとうございます!とても嬉しいです!もう3に行きそうですが、これからも宜しくお願いします! (2020年8月16日 14時) (レス) id: 802b77c97d (このIDを非表示/違反報告)
AI(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます!これからも頑張って下さい! (2020年8月16日 14時) (レス) id: 70828d2268 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くろわっ | 作成日時:2020年7月9日 16時