使者 ページ46
リムルside
向かった入り口には、
最後に来た俺たちが止まると、周りの
随分芝居かかった演出だな。
真ん中を進んで来た
???「とーう！！」
口には出さないが、こいつもなかなかに大げさなものである。
続けて、
ｶﾞﾋﾞﾙ「我輩は
開口一番何言ってるんだ？
「「「「「は？」」」」
そんな思いが重なったようで、皆の声が重なった。
Aだけは言ってなかったから、わかってたのか。
俺は目で、Aに対応するように促した。
先が分かるAは、怒ったりしないだろうからな。
Aは頷き、ガビルに体を向けた。
『ええっと、ガビル……殿。いきなり配下になれと言われても……』
あれ、A少しつっかえたか？
本人たちは気にしてないから、別にいいのか。
──って、さっきから紫苑さん。
お怒りなのは分かるけどな……スライムボディがスリムボディになっちゃう！！
俺が必死で暴れると、はっとして手を緩めて滅茶苦茶謝ってくれた。
でも危険なので、一応紅丸の所に避難しておく。
ｶﾞﾋﾞﾙ「やれやれ、皆まで言わねば分からぬか」
『……いえ、
Aは冷静だがちょっと待て、初耳だぞこいつ等の用事。
……でもそうだな、確かに共闘するのはありだが、この態度の奴に背中は預けたくない。
Aの反応が、ガビルは予想外だったようだ。
我慢しているが明らかに怒っている。
ｶﾞﾋﾞﾙ「ほ、ほう？ 人間の分際で、よくもそんな事が言えよう。
どうせあのスライム同様に下等だというのに」
ああん？
スライムとか人間とかだから弱いって、誰が決めたんだよ。
でも、本人のAが怒らないここでキレてもしょうがないし……。
ｶﾞﾋﾞﾙ「だが、他の者より良い素材の物を着ているではないか。もしや、貴殿がここの主か？
主はスライムだと言うのは、貴殿の偽りなのだな？
そう言えば、ここには牙狼族を飼い慣らした者がいるとな。
そいつは幹部に引き立ててやろう。連れてくるがよい」
えっと。
前言撤回、一発くらい殴っても平気だろう。
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くろわっ(プロフ) - ビアンカさん» はい！精一杯更新させて頂きます！紅丸sideを作ってみたのですが、どうだったでしょうか？オークロード編の戦いは、続編までお預けになりそうです…ですが気長に待って頂けると幸いです！ (2020年7月3日 20時) (
レス) id: 802b77c97d (このIDを非表示/違反報告)
ビアンカ - お返事ありがとうございます！頑張ってください！ (2020年7月3日 19時) (レス) id: 8342502802 (このIDを非表示/違反報告)
くろわっ(プロフ) - ありがとうございます！蒼影と紅丸ですね！わかりました！オークロード編位に、それぞれのsideを作ってみようと思います！リクエストありがとうございました！ (2020年7月1日 20時) (レス) id: 802b77c97d (このIDを非表示/違反報告)
ビアンカ - とっても面白いです！頑張ってください！応援しています！あと、私はソウエイとベニマル推しなので、増やしていただけたらありがたいです…( 〃▽〃) (2020年7月1日 20時) (レス) id: 8342502802 (このIDを非表示/違反報告)
くろわっ(プロフ) - ありがとうございます！更新を再開したので、是非見ていただけると幸いです！ (2020年6月28日 19時) (レス) id: 802b77c97d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろわっ | 作成日時：2020年6月1日 12時
