和解 ページ33
リムルside
赤「何故だ！ こいつ等は里を襲った者と同じく、
仮面を被っているではないか！ お前もそう言っただろう！」
桃「はい……ですが、冷静になって考えて見て下さい。
これ程の力ある魔人様が、姑息な手段を用いて、
不自然です！ それこそ、お一人で我らを皆殺しに出来ましょうから！」
正論だな、確かに俺なら出来るだろう。
この説明に、俺は深く頷く。
ﾘﾑﾙ「少しは人の話を聞く気になったか？ もうこれいらないよな」
そう言いながら俺は、『黒炎』を『捕食者』で捕食する。
こんなの空に投げたら大問題だし。
赤「何者なんだ、お前達は……」
隠す事も無いし、言って置くか。
ﾘﾑﾙ「俺は只のスライムだよ」
赤「スライム？」
ﾘﾑﾙ「そう、俺はスライムのリムル！」
『私はA！ ただの人間だよ。最近は予言者とか呼ばれてる』
桃「予言者……」
ﾘﾑﾙ「因みにこの仮面は、ある人の形見だ。
なんなら里を襲ったのと同じか、確かめてくれて構わない」
シズさんの仮面を、俺は赤髪に渡す。
Aさんも自己紹介をすると、赤髪と桃髪、そして白髪が言った。
赤「似ている気はするが……」
桃「この仮面には、抗魔の力が備わっているようです」
白「あの魔人は、
赤「では……」
意見が纏まったと思ったら、赤髪が俺とAさんに謝罪をしてきた。
赤「申し訳ない。追い詰められて、勘違いしてしまったようだ」
白髪はゴブタに謝っている。
優しい笑顔だったのだが、ゴブタはびびっていた。
俺は迷わず赤髪に言葉を紡いだ。
ﾘﾑﾙ「うむ、くるしゅうない」
『ふっ』
そう言っただけなのに、Aさんに笑われた。
Aさんをじと目で見つめていたら、赤髪がAさんに話し掛けていた。
赤「ところで、A殿。予言とは何か、教えてくれないだろうか？
予言者と呼ばれる程なら、是非知っておいた方がと思うのだが……」
予言の事を言われるとは思って居なかったのだろう。
少し驚いていた。
『え、えっと……みんなは
……え、この六人が
これまた爆弾発言だ。
気付けば、俺は声を荒げて尋ねていた。
ﾘﾑﾙ「おい、Aさん！ それ本当か！？」
『あっ、あはは……』
……Aさん、包み隠さずは教えてくれないのな。
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くろわっ(プロフ) - ビアンカさん» はい！精一杯更新させて頂きます！紅丸sideを作ってみたのですが、どうだったでしょうか？オークロード編の戦いは、続編までお預けになりそうです…ですが気長に待って頂けると幸いです！ (2020年7月3日 20時) (
レス) id: 802b77c97d (このIDを非表示/違反報告)
ビアンカ - お返事ありがとうございます！頑張ってください！ (2020年7月3日 19時) (レス) id: 8342502802 (このIDを非表示/違反報告)
くろわっ(プロフ) - ありがとうございます！蒼影と紅丸ですね！わかりました！オークロード編位に、それぞれのsideを作ってみようと思います！リクエストありがとうございました！ (2020年7月1日 20時) (レス) id: 802b77c97d (このIDを非表示/違反報告)
ビアンカ - とっても面白いです！頑張ってください！応援しています！あと、私はソウエイとベニマル推しなので、増やしていただけたらありがたいです…( 〃▽〃) (2020年7月1日 20時) (レス) id: 8342502802 (このIDを非表示/違反報告)
くろわっ(プロフ) - ありがとうございます！更新を再開したので、是非見ていただけると幸いです！ (2020年6月28日 19時) (レス) id: 802b77c97d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろわっ | 作成日時：2020年6月1日 12時
