偶然見つけた女の子 ページ3
リムルside
ある日俺は、森の中をポヨポヨと歩いていた。
別に用事は無いのだが、カイジン達と帰ってだいぶ安定して来たので、少し散歩である。
暫く進んでいたら、茶髪の女の子が倒れていた。
こんな森の中に、子供か。
……いや、何枚か布が掛けられていた。
となると、さっきまでここに人がいたのだろうか？
『魔力感知』で探ると──。
うわ、人がっ！！
??「あれ？ スライム？」
??「ヘ？ 見間違いじゃあないですかい？」
ということで、思わずそっちに向き直って、後ずさる。
??「うわぁ！ いきなり！？」
そうは言うものの、敵意はないようだ。
四人組のパーティか。
敵対したいとかそんなのないので、こちらは軽く挨拶をしてみた。
とはいえ、こんなスライムを誰が信じるんだか。
ﾘﾑﾙ「えーと、はじめまして。俺はスライムのリムル！ 悪いスライムじゃないよ！」
??「ぶふッ！」
「「「「え？」」」」
後ろにいた仮面をかぶった人が、いきなり吹いた。
通じたのか、今のネタ。
心無しか、寝ている子もふるふると震えている気がする。
あ、寒いのかもしれない。
三人はぼろぼろだし、残り二人は無傷だけど仲間っぽいし……。
とにかく、一度村に連れて行ってみるか。
ﾘﾑﾙ「なぁ、良かったら俺の村にこないか？」
??「！！ ……村？」
??「ええ！ ぜひぜひぃ！ なんだかすごく楽しみよぉ！」
??「っちょおい！ 一応俺がリーダーだってのに」
??「まあいいじゃないですか、姉さんはいつもこうなんですから」
とか色々話して、意見はまとまったようだ。
道中名前も聞いた。エレン、カバル、ギド、というらしい。
先ほどの仮面をかぶった人はシズさんと言う名前だと知った。
まだ寝ている子は、長い旅に力尽きたらしい。
うん、まあ死んではいないだろう、息はまだあったみたいだし。
そうこう話しているうちに、村についたのだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 213人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「転生したらスライムだった件」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くろわっ(プロフ) - ビアンカさん» はい！精一杯更新させて頂きます！紅丸sideを作ってみたのですが、どうだったでしょうか？オークロード編の戦いは、続編までお預けになりそうです…ですが気長に待って頂けると幸いです！ (2020年7月3日 20時) (
レス) id: 802b77c97d (このIDを非表示/違反報告)
ビアンカ - お返事ありがとうございます！頑張ってください！ (2020年7月3日 19時) (レス) id: 8342502802 (このIDを非表示/違反報告)
くろわっ(プロフ) - ありがとうございます！蒼影と紅丸ですね！わかりました！オークロード編位に、それぞれのsideを作ってみようと思います！リクエストありがとうございました！ (2020年7月1日 20時) (レス) id: 802b77c97d (このIDを非表示/違反報告)
ビアンカ - とっても面白いです！頑張ってください！応援しています！あと、私はソウエイとベニマル推しなので、増やしていただけたらありがたいです…( 〃▽〃) (2020年7月1日 20時) (レス) id: 8342502802 (このIDを非表示/違反報告)
くろわっ(プロフ) - ありがとうございます！更新を再開したので、是非見ていただけると幸いです！ (2020年6月28日 19時) (レス) id: 802b77c97d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：くろわっ | 作成日時：2020年6月1日 12時
