未来予知 ページ14
リムルside
うーん、不自然だな。
俺からすると、シズさんもこの子のことを何か知ってそうだったが……。
こうなったらシズさんにも聞いてみるほかないか。
それよりも、この茶髪の子が本当に未来予測出来るなら、是非この町にいてもらいたい。
俺は、その
ﾘﾑﾙ「それって、俺の事もわかるのか？ 出来たら当ててみてくれよ」
すると、その子は意気込んだ顔で言った。
『何を当てたらいい？』
どうやら自信はあるようだ。
決定的なこと言われたら、流石に信じない訳には行かないからな……。
ﾘﾑﾙ「そうだな、俺が誰にも教えてないような秘密──」
そこまで言うと、拍子抜けとでも言うような顔つきになった。
同時に、驚愕物の発言をしてきたのだ。
『元人間の、異世界人』
嘘だろ、一発目がこれかよ……威力高いにも程がある。
動揺を押し隠しながら、俺は次を聞いてみた｡
ﾘﾑﾙ「あ、合ってる。他に当てられるか？」
そう問い掛けると、その子は少し困った顔をした。
まあ、あの一発でもう信じているので、これ以上はいいんだけど。
『うーん、なら
ﾘﾑﾙ「もういい！ 分かったから！」
ここまで的確に当てられると、もう怖い。
どうせ耐性とかもまるごと当てられるのが目に見えている。
とんでもない人間を連れこまれたものだ。
関わりもしていない人間に俺の事を知られているとは……彼女の力は本物なんだな。
《告。この者からの、
は！？
って事は、前から知られていた？
《是。その可能性が濃厚です》
まじかよ……一体いつから知ってんだよこの人は。
俺、転生して一年もないんですけど？
答えてくれないだろうけど、一応聞いてみる。
ﾘﾑﾙ「なあ、君。いつから俺の事知っていたんだ？」
『……それについては、いつかね』
一瞬目を泳がせて、俺の方をはっきりと見て言った。
明日出発の予定なのに、彼女はいつか話すってことは……ここに残るつもりなんだろうか。
『あ、そうだ！ 一つ予言をするよ』
ﾘﾑﾙ「予言？」
思わず聞き返す。
そう、今予言と言ったのだ。
聞いて損するものでもないだろう。
『助けてくれたお礼！』
彼女はそう言っていた。
曰く、仲間を統括する魔王が生まれる。
それだけ告げて、どこかに行ってしまった｡
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くろわっ(プロフ) - ビアンカさん» はい！精一杯更新させて頂きます！紅丸sideを作ってみたのですが、どうだったでしょうか？オークロード編の戦いは、続編までお預けになりそうです…ですが気長に待って頂けると幸いです！ (2020年7月3日 20時) (
レス) id: 802b77c97d (このIDを非表示/違反報告)
ビアンカ - お返事ありがとうございます！頑張ってください！ (2020年7月3日 19時) (レス) id: 8342502802 (このIDを非表示/違反報告)
くろわっ(プロフ) - ありがとうございます！蒼影と紅丸ですね！わかりました！オークロード編位に、それぞれのsideを作ってみようと思います！リクエストありがとうございました！ (2020年7月1日 20時) (レス) id: 802b77c97d (このIDを非表示/違反報告)
ビアンカ - とっても面白いです！頑張ってください！応援しています！あと、私はソウエイとベニマル推しなので、増やしていただけたらありがたいです…( 〃▽〃) (2020年7月1日 20時) (レス) id: 8342502802 (このIDを非表示/違反報告)
くろわっ(プロフ) - ありがとうございます！更新を再開したので、是非見ていただけると幸いです！ (2020年6月28日 19時) (レス) id: 802b77c97d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろわっ | 作成日時：2020年6月1日 12時
