EP9 山本くん ページ10
そんなこんなで、リボーンくんとも知り合いになった私。
肩に座るリボーンくんの頭をなでる。
なんかバランスおかしいよね、この子。(笑)
多分言っちゃダメなんだけど。
「……なんか失礼なこと思っただろ。」
「何のこと？」
私は、何歩か前を歩く獄寺くんとツナくんの背を見つめた。
「……獄寺くんって本当にツナくん探してきたの？」
「いや、呼んだのはオレだ。」
ふーん、と相槌をうつ。
リボーンくんは用事があるとのことなので、ここでお別れ。
「いつ話せそう？」
「そうだな……明日、だな。」
りょーかい、とバイバイをし、そのまま午後の授業を受けて帰宅した。
……女子からの冷たい視線は、気にしない。
・
「…今日の夜ご飯、何にしようか。」
一人分のご飯しか作らないけれど、どこかで食べるお金はもったいない。
私はスーパーに向かっていた。
すると後ろから声をかけられた……男の子の声だ
「あれ、お前同じクラスの！」
「…あ、運動神経いい人。」
おうっと爽やかに笑う彼。
同じクラスの山本くん(？)はすごく爽やかだ。
彼が笑えばみんなが笑う。
そんな彼は結構モテる。
「私のこと知ってたんだ。」
「まーな！
ずっと話してみてーなーって思ってたし！」
あれ、聞こえてたんだ。
小さい声で言ったつもりなんだけど。
山本くんは私の頭をくしゃっとなで、手を引いた。
「ちょっと、どこいくの？」
「お前、飯まだ？」
うん、と頷くと彼はニッと笑った。
首をかしげると、いつの間に来たのか目の前にはお寿司屋さんが。
「オレんちなんだ。食ってかねーか？」
お寿司なんて食べるのいつぶりだろう……。
私は「うん」と頷いてしまった。
・
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碧みんく(プロフ) - 玲雪さん» 返事遅くなってごめんなさい！コメントありがとうございます！！がんばりますー！！ (2016年9月3日 21時) (
レス) id: cc06472bc1 (このIDを非表示/違反報告)
玲雪(プロフ) - はじめまして！いつも読ませていただいてます！更新頑張って下さい！！ (2016年9月2日 22時) (レス) id: 898d277df4 (このIDを非表示/違反報告)
碧みんく(プロフ) - ｶﾉﾝさん» これからもかがやかせ続けますよ！ (2016年6月2日 20時) (レス) id: cc06472bc1 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾉﾝ - 碧みんくさん» 王子様が眩しすぎて、心がャられたゼ…← (2016年6月2日 11時) (レス) id: e3a626b6a6 (このIDを非表示/違反報告)
碧みんく(プロフ) - ｶﾉﾝさん» 見えます、見えるぞ、王子様が!!(はーと) (2016年6月1日 22時) (レス) id: cc06472bc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧みんく | 作成日時：2016年4月15日 7時
