EP22 応援できない ページ23
「……そう、なんだ。」
頑張ってね、と一言零す。
あぁ……私は汚いな。
相手がまだ合っているかも分からないのに、
失敗してほしいと思ってる。
「うん！
……あ、もうこんな時間！
Aちゃん、戻ろ？」
落とした箸を拾う。
うん、と頷いて
バックに入れたお弁当を手に取った。
・
「…………私の方が、先に好きになったのに。」
ある日、夢を見た。
私が……京子ちゃんに、すべてを話す夢。
「どうして、____くんをとるの？」
その人物は誰か分かっているはずなのに、
私の耳には聞こえない。
「……私にはっ！！
______くんしかいないのに！！！！」
とらないでよ！！！！！
激しく息を切らし、
言いたいことをすべていうと顔を上げた。
「！！」
見てしまった、京子ちゃんの酷く傷つく顔。
違うの、そんな顔をして欲しかったんじゃない。
……私は、ただ____。
.
.
ただ、なに？
.
.
京子ちゃんに言いたいこと言って、傷つけたのは私なのに。
.
言いたいこと全部言えて、スッキリしているくせに。綺麗事を言ってしまう自分が辛い。
「……どうして…っ」
どちらの呟きか分からない声が、
覚醒し始める私の意識の中で弾けた。
明ける視界の中で。
「…………やっぱり、人なんて好きにならなければよかった。」
"仲良くならなきゃ良かったんだ"
・
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碧みんく(プロフ) - 玲雪さん» 返事遅くなってごめんなさい！コメントありがとうございます！！がんばりますー！！ (2016年9月3日 21時) (
レス) id: cc06472bc1 (このIDを非表示/違反報告)
玲雪(プロフ) - はじめまして！いつも読ませていただいてます！更新頑張って下さい！！ (2016年9月2日 22時) (レス) id: 898d277df4 (このIDを非表示/違反報告)
碧みんく(プロフ) - ｶﾉﾝさん» これからもかがやかせ続けますよ！ (2016年6月2日 20時) (レス) id: cc06472bc1 (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾉﾝ - 碧みんくさん» 王子様が眩しすぎて、心がャられたゼ…← (2016年6月2日 11時) (レス) id: e3a626b6a6 (このIDを非表示/違反報告)
碧みんく(プロフ) - ｶﾉﾝさん» 見えます、見えるぞ、王子様が!!(はーと) (2016年6月1日 22時) (レス) id: cc06472bc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧みんく | 作成日時：2016年4月15日 7時
