友達の夢小説が突っ込みどころ満載だった、、

死んだはずの彼に悲痛な言葉 ページ39

虎杖はシアタールームで映画を見ていた
膝には熊が眠っており、五条曰く、特訓をしているらしい





そんな彼のもとに、五条が来た
虎杖は元気よく挨拶をするが、五条は少しだけ、元気が無かった





「先生？どったの？なんか全体的に元気がないっつうか、、」





すると、五条は虎杖の隣のソファに座って腕を組んだ




「悠仁、、、今から悲しい報告をするよ、、」




悠仁はゴクリと唾を飲む





「補助監督のサポートだった、コアが、、死んだ、、」





「、、、は、、？せ、先生、、冗談でも笑えねぇよ、、？な、何言ってんの、、？」





「ごめんな、悠仁、、僕も、、信じられないんだ、、、コアは、惨い殺され方をしてたらしい、、凛花が言うには死体があったんだが、無くなっていたらしい、、」





ギュッと、五条は、自分の両手を握りしめる
虎杖は信じたくなかった




「もしかしたら、、何者かがコアを殺したかもしれないって話が出てるんだ、、、僕もそう思ってる」




だから悠仁、、と言うと五条は震えている虎杖の頭に手を置く
虎杖はポロポロと涙を流す






「その黒幕をぶっ潰す為に、強くなろう？」





虎杖は泣きながら頷く





【ごめん、、悠仁君、、絶対に、、帰ってきてね】




あの日虎杖は、自分が死ぬ前のコアの言葉を思い出す






なぁ、、コア、俺は帰ってきた、、お前はいつ帰ってきてくれるんだ？





何でも良いから、、動物でも植物でも風でも日でも、もう何でも良いから、、帰ってきてくれっ、、、




悠仁は膝にある熊のぬいぐるみ力強く握りしめた

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